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2006年9月22日 (金)

告別式にまたもや参列

昨日のことだが知人の親がなくなり葬儀に参列した。今月3回目の参列になってしまった。

現在は告別式とか、葬儀、葬式とかここらでも言うようになったがもともとは「ザザンボ」と呼ぶのが我が地域の慣習である。

なぜそういうのか判らないまま、わたしも幼いころから大人たちが言っていたので自然に覚えてしまっていた
気になったので文献で見てみたらその由来は、私が幼いころに見た埋葬行列にあることが判った

我が地域は、仏を埋葬するときは長い竹竿に戒名を書いた旗を先頭に行列になって墓場に歩いていった。
そのときに、シンバルのようなものをジャンジャンと鳴らし、時には太鼓を鳴らし米やお金を撒きながら歩くものでした

その音が「じゃんじゃんぼん」「ざざんぼん」とか聞こえることから<葬式=ザザンボ>となったようである
我が村やきんこうで今は、そんな行列を見ることはなくなってしまったのは時代だろうか

方言辞典によれば、同じ理由で似た言い方のところが福島県を中心にあることがわかった

  • 山形県~ざらぶ
  • 栃木県~じゃーぼ
  • 茨城県~じゃんぽん
  • 群馬県~じゃんぼん、
  • 福島県~ざざんぼ、 じゃじゃんぼ

その県が全部言うわけじゃないけれど、聞こえ方で微妙な違いでの分布はこんな感じだ。

全国では、「だみ」、「そうれん」、「おとぼれえ」、「とぼりゃあ」、「そうで」など語源がわからない言い方がたくさんあるのに驚かされる(だみそうれんは特に多い)
沖縄県の「ラビ」などは琉球王朝の言葉だろうか?それとも「荼毘(だび)」だろうか?

その中でも「そうれい=葬礼」、「ともらい=弔い」、「おくり=野辺送り」はわかりやすいほうだろう

いずれにしろ、全国共通化する儀式用語の中で「希少な日本語」になりつつあるようだ

合掌

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コメント

「そうれい」はこちらでは、一般に「そうれ」といいます。

「ざざんぼ」は、初めて聞きますね。

投稿: もうぞう | 2006年9月23日 (土) 20:01

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
へぇ~、全然知りませんでした。
これは、勉強になりますね。

投稿: H・K | 2006年9月23日 (土) 20:06

)もうぞうさん

葬礼から来た言葉は多いようですね
葬儀を業者がやるようになってからは、使うことが減る傾向にあるようです


)H.Kさん

そちらでは、普通の呼び名でしょうから珍しいでしょうねえ
こちらでも、10代あたりの子は知らないはずです


投稿: 玉井人 | 2006年9月23日 (土) 20:31

この前、猪苗代をクルマで通りかかったとき、ここで書かれているような光景を目にしました。何か宗教的な習俗と思いましたが、結びつきました。小さめのシンバル、たくさんの五円玉。あれがザザンボの何かだったのかな。

南会津にいたとき「ジャンボ」が葬式をさしていることを理解するまで時間がかなりました。でもって、「ジャンボ、ジャンボ」という言葉を聴くと、不謹慎にもぷっと吹き出しそうになってしまいました。
ジャンボ回りとかジャンボ注ぎとか、付随した言葉もありました。今も使っているでしょう。

投稿: じん | 2006年9月23日 (土) 23:25

)じんさん

陸上などでトラックを走る回り方は決まってますよね。
あれを逆に回ると先生に「ザザンボ回りをするんじゃない」と怒られた事が中学のときにありました。

今では意味がわかりますが当時はよく判りませんでした

投稿: 玉井人 | 2006年9月24日 (日) 07:29

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