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2006年12月18日

老人とカラス

福島県はいま人口が減少している。その数字がついに今年1万人の大台に乗ってしまった。

数字は生まれた人数から亡くなった人の人数を引き算した自然人口変動数に、
県外に移動した社会的変動を足した数字になるものだ。

その割合は2000人以上が自然な変動
県外への移動が8000人弱ということだそうである

つまり、「少子高齢化」より若い働き手の県外流出がほとんどを占めてしまっているわけだ

正月名物の「箱根駅伝」、全国が注目するアスリートたちが集う大会である。

今回も福島出身選手は10人以上がエントリーされている。
しかしその選手たちが卒業して県内に戻ってくる可能性はほとんど無い状態である。

男女実業団駅伝全国大会を見てもしかり、所属企業が関東近郊や大阪、九州などの遠くから県出身者が出場していることでも、若い人材が県外に流れていることがよく判ることだ。

職場が無いことには暮らせない。

高齢化が激しい勢いで進む県において、この働き手をどう留めるかが少子より重要のようだImg_0488_1

農家の長男に生まれ家に残っていないどころか県内に居ない者、わたしの近所でも一人や二人ではなく両親二人暮しまたは一人、空き家まで存在する。

田園風景に動く影は、老人と烏のみ。それが果たしてのどかな田舎といえるだろうか?

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コメント

新潟県とて同じ事です。
先の首相も責任の一端があるようですね。
故田中角栄氏が提唱した、日本列島改造論はある意味では、素晴らしかったんですがね~

投稿: もうぞう | 2006年12月18日 19:28

)もうぞうさん

そちらもそうですか
懐かしいですね「日本列島改造論」

投稿: 玉井人 | 2006年12月18日 19:53

私の住む神奈川県は大阪府を抜いて東京都の次になりました。
県庁所在地横浜市の人口は静岡県とほぼ同じ360万人超…これまた増加傾向ですね。
しかし神奈川県西部にある地元小田原市は20万人をピークに毎年数百人づつ減少傾向です。
みな若者は都会へ行きますね。

投稿: hide | 2006年12月18日 22:15

)hideさん

すごい数字ですねえ
こちら福島県は全体でも208万人です。
一番人口の多い「いわき市」でも35万人ですから横浜市は文字通り「桁違い」ですねえ。

投稿: 玉井人 | 2006年12月19日 09:49

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