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2007年3月21日 (水)

鯛もところ変われば不吉なもの

同じ食べ物なのに「縁起が良いものと、悪い物」の極端な理由から「食べたり、食べなかったり」に変化する物ってたくさんあるものである

海にいる「タコ」、ヨーロッパではその異形から「悪魔の使い」として忌み嫌われ、もちろん食べることなど考えられないことだが、・・・

日本では「足が八本」あることから「八=末広がり」で、「タコは縁起物の食材」としてお正月近くには酢だこなどが店頭に数多く並べられている。

相撲の優勝、結納や地鎮祭などめでたい席で必ずほしい最高の海の幸となるものと言ったら・・・

腐っても・・・」などと絶賛される魚の王様「鯛(たい)」の名が最初に出ることが日本人なら極自然なことだろう。

ところがこの最高の縁起物の鯛も、ヨーロッパでは「海で死んだ人の肉を食らう」とされタコより嫌がられ縁起が悪いとされている魚なのである。

これだけ極端な扱いをされるのは日本と外国との食文化の違いだししょうがないと思ったのだが、国内の中でも地方によって極端に変わるものを見つけた。

それは、数日前スーパーで買ってきた、味はぶりに近くてとてもおいしかった「シイラ」と言う魚である(ドルフィンフィッシュ)

この魚は海の浮遊物に集まる習性があるため偶然溺死者にも集まったのだろう、「死者に集まる魚」「死人食い魚」として千葉県あたりでは嫌がられるのだそうだ。
だから「シイラ」とは死人に集まる平らな魚で「死平」と漢字では書くらしい。

ところが同じ国内の高知県では仲良く雌雄がよく泳いでいるので「夫婦円満の魚」とされ「結納の魚」として用いられるそうである

タコ、鯛、シイラ、この魚たちにすれば「縁起がよい」「悪魔だ」とか、勝手に人間のイメージを押し付けられて、どっちにしても迷惑な話であろう

あらためて人間とは想像力の面白いものであると感心してしまった。

そして、相撲の優勝力士が大きな鯛を片手に満面の笑みの様子を初めて見たヨーロッパの人はどんなことを思ったのか聞いてみたい気がした

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