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2007年8月30日

またもや、妊婦たらいまわしに

奈良、大阪を舞台にまた妊娠した女性が病院をたらいまわしさせられ、流産と言う悲しい結末を生んでしまった。
通報から1時間半たらいまわしにされ、再度頼んだ病院にいくとちゅう今度は搬送する救急車が交差点で事故になりさらに1時間半遅れて病院到着という、不運な事件である。

その事故も、普段なら救急車は交差点ではサイレンを鳴らしていても慎重に走るものである。
新聞では(事故を起こした軽自動車の)双方に落ち度はなかったと出ていたが、救急隊員のはやる気持ちがあったのかもしれない。

苦しむ妊婦を助けたい一身で走らす救急車、どこに電話をしても「だめです」と返事をされ怒りが頂点に立って運転していたはず、
それがやっと病院が決まり数分で届く距離にきたことでホッとしていた・・?、といった心理状態が少しはあったのかもしれない、不運な事故である。

救急病院が救急患者を受け入れられないなんて、何の意味もないではないか。

我が家も父が倒れ2度ほど救急車にお世話になったのだが、かかりつけの病院があったおかげでたらいまわしにはされずに済んだようである。

病院とは、緊急の疾病、怪我でも自分で行くと実に長く待たされるところである。
だから救急車を呼ぶのだが、病院が近い人はどうしているのだろうか?

私の知人には「119番に電話して近くの病院に連絡を取ってもらい救急車を呼ばず直接病院に行く」というやり方をしている人がいる。
これはうまい考えである。救急車も1台使わずに済むので他の救急患者に対応できるからだ。

どちらにしても、早く日本も「救急車にはドクターが同乗する」という体制と法整備を早急に考えてもらいたいものである。
それなら、無医村のわが村だって(高額を支払い)無理して診療所に医師を呼んでこなくても済むのではないだろうか。

桝添新厚生労働大臣には早急に政府へ着手させてもらいたいものである。

それとは別に、これだけ妊婦さんがたらいまわしされるのでは少子化改善にも影響が出るはず。少子化対策大臣にも軽視できないことだろう。

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コメント

部分的にしか情報が伝わらないので何とも言えませんが、その女性は妊婦にも関わらず、かかりつけの産婦人科がなかったというのは、変じゃないでしょうか?
世の中、何だかおかしなことが多いですね…。

投稿: まめ | 2007年8月31日 15:59

)まめちゃん

わたしも「かかりつけがいない」と言う報道を聞いて同じことを思いました。
いまは変化してるんですかね?

投稿: 玉井人 | 2007年8月31日 16:04

http://www.naramed-u.ac.jp/~gyne/2007.08.28.html
今般の妊婦救急搬送事案について

 去る8月29日、救急搬送中の妊婦さんが不幸にも死産にいたりましたことについて、誠に遺憾に感じております。
 今回の事案につきましては、マスコミを通じて、さまざまな報道がなされておりますが、当病院の産婦人科における8月28日から29日にかけての当直医師の勤務状況や当病院と救急隊とのやり取りについて調査しましたので、その結果を公表いたします。


平成19年8月28日の当直日誌記録より

(産婦人科当直者 2名)

時間 対応内容

8月28日(火)     夕方から抜粋

19:06         妊娠36週 前回帝王切開の患者が出血のため来院、診察後に帰宅
19:45         妊娠32週 妊娠高血圧のため救急患者が搬送され入院、重症管理中
09:00~23:00     婦人科の癌の手術が終了したのが23:00、医師一人が術後の経過観察
23:30         妊娠高血圧患者が胎盤早期剥離となり緊急帝王切開にて手術室に入室
23:36~00:08     緊急帝王切開手術
00:32          手術から帰室、医師一人が術後の処置・経過観察をする。重症のためその対応に朝まで追われる。妊婦の対応にもその都度応援する。当直外の1名の医師も重症患者の処置にあたり2:30ごろ帰宅

8月29日(水)

02:54         妊娠39週 陣痛のため妊婦A入院、処置
02:55         救急隊から1回目の電話が入る(医大事務当直より連絡があり当直医一人が事務に返事) 「お産の診察中で後にしてほしい」、そのあと4時頃まで連絡なし
03:32         妊娠40週 破水のため妊婦B入院、処置 (これで産科病棟満床となる)
04:00         開業医から分娩後の大量出血の連絡があり、搬送依頼あるが部屋がないため他の病棟に交渉
04:00頃        この直後に救急隊から2回目の電話が入る 「今、当直医が急患を送る先生と話しをしているので後で電話してほしい」旨、医大事務が説明したところ電話が切れた
05:30(病棟へ)    分娩後の大量出血患者を病棟に収容 (産科満床のため他の病棟で入院・処置)
05:55         妊婦Aの出産に立ち会う。その後も分娩後出血した患者の対応に追われる
08:30         当直者1名は外来など通常業務につく、もう1名は代務先の病院で24時間勤務につく


投稿: No author | 2007年8月31日 20:17

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去年の秋、同じ奈良県の大淀町で不幸な妊婦の死亡事象がありました。その関連はこちらとこちらにエントリしたのですが、そうしているうちに大淀病院では産科が閉鎖となり、奈良県中和地区から南(距離的に中ほどというわけではない。県の南4分の3ぐらいかな)で夜中に異...... [続きを読む]

受信: 2007年9月 1日 17:44

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