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2008年3月11日

「死亡を禁止する」という条例が出された

行政によって「死亡禁止」という法律が可決され出されたら、それは驚愕という言葉しか住民には無いことだろうと思います。
ところがそれを発令してしまったところが有るのです。このニュースを視聴した人は耳と目を何度も疑ったはずです。
私もそうでした、一瞬何を言っているのか理解できませんでした。

所はフランスの国の「キューノ市」と「サルプレンクス村」の2箇所の市長さんと村長さんが条例として出したものです。
正確に言えば「埋葬できる墓地を所有していない者には死亡することを認めない」というものです。

なんとも強引というか、はちゃめちゃ、というかあきれ果てた冗談のような条例ですがそれぞれの行政の立場としては真剣に考えた最後の切り札だったようです

理由はこうです

  1. 二箇所の市、村はカトリックが多く面積を取る土葬が主流のため埋葬する墓地がほとんど無くなってしまった
  2. フランスは法が複雑で墓地の許可が出にくいため墓地を増やせない

つまり、墓地を持っていないものに死亡を禁止する条例を出せば住民や関係機関があわてて墓地拡大を進めるだろうという考えなのです。
実際に一足先にこの条例を出した「キューノ市」は急激に墓地を買う人や拡大が進み現在は墓地の不足が解消されているそうなのです

カトリックは火葬を禁止してきたため全体でも墓地不足、それに豪華な棺を使うため「お金が掛かりすぎる」と困り果てた信徒たちは法王庁に訴え、
今から40年以上前の昭和38年(1963)バチカン会議によって復活や魂の不滅というキリスト教の教義に<火葬>は違反しないという火葬許可が出された
このことからもその深刻さが判りますね(キリスト教も火葬ができていたんですね

フランスの政府としても墓地不足は深刻な問題としているようです。

そのため火葬が急増(26パーセント以上)した現在のフランスでは骨壷を「自宅保管」にできるように法改正が進められているようです。
そのうちフランスの家庭の暖炉の上にはお骨の入れ物が並ぶ家庭が増えるかもしれません(?)

日本だって墓地は高いので、「床の間に骨壷」なんて?!・・・まさかcoldsweats02

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コメント

またまた凄い記事だね~

両親が死んだのにお金が無いので、墓を作れないという話を聞いたことがあります。
何年経っても床の間に遺骨が置いてある?
これは法に触れることは無いのかな?たぶん無いと思いますが、いかがでしょう?

投稿: もうぞう | 2008年3月11日 19:37

)もうぞうさん

日本ではそ言うことはならないと思います。お寺でも預かってくれますからね

投稿: 玉井人 | 2008年3月11日 21:06

へええ~。
墓地を持っていない者の死亡を認めないということは、実際は死んでいても戸籍上は生きていることになっているわけでしょうか…?
てことは、年金もず~っと支給されるんですかね…?
住民税もず~っと払い続けるのかな…?
条例ができたからといって、お金が無ければ墓地など買える筈はありませんよね。
変な条例だな…。

投稿: がんさん@大和の国 | 2008年3月12日 08:47

)がんさん

変ですよねえ。ただこれには村や市が墓地を広げようとしても土地の権利を有している団体などが許可しないための条例だそうです。
個人が墓地を買うためじゃなく(フランスは個人が買わないのかもしれません)、墓地を所有する行政が為のようです

投稿: 玉井人 | 2008年3月12日 17:59

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