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2008年8月19日

柔道、古代レスリング、柔術

以前もこのブログで「現代柔道のレスリング化・柔術化」について記事にしましたが、ちょっと考えが変化し始めてきています。

今から2~30年前のころ柔道が綺麗な投げ技だけで勝敗が決まっていたころ、私たち日本人でさえ「一本」、「技あり」の違いが分かりにくく、旗判定にも疑問のことが多かったです。
ましてや、外国人にとって選手、審判、そして見ている人も微妙な判定どう見ても審判の主観判定の投げでの決まり手を理解するのは困難だったと思います。

そのためはっきりしたポイント制を採用しているレスリング競技のルール採用になり、それに伴い柔道も「背中が畳(マット)に着くか着かないか」で勝敗が決まっていくレスリングスタイルに移行していきました。

ところがです。古代オリンピックの競技で今の柔道とまったく同じ経緯をたどった競技があったんです。

それが、レスリングなんです。

古代オリンピックの競技は陸上競技と格闘技が中心でそれらの競技に制限時間が無いのが共通でした。
そのなかの格闘技はほぼ殺し合いに近いもの、ボクシングはグローブじゃなく金属の鋲が着けられた皮をこぶしに巻いて戦っていました。

ただレスリングだけは違っていました。

ルールは、片足のひざをつくくらいは良いが基本的に立って投げ合うスポーツ、それも「綺麗な投げ技」と認められないと「勝者」になりませんでした。
以前の日本柔道「立ち技からの綺麗な投げ技」それが認められ「一本勝利」とおんなじですよね。
そのため、古代レスリングは綺麗な投げ技が決まるまで延々と何時間にも戦いあう過酷な競技だったようです

そのスタイルが現在の男子レスリングだけに有る「グレコローマンスタイル」です。(プロレスの起源となったフリースタイルはかなり後世になって始まったもの

このスタイルも、「勝敗が明確にならない」、「時間がかかりすぎる」ということで制限時間付のポイント制に変化していきました。
柔道と同じですよね

この歴史的経緯を参考にすれば現代柔道も「立ち技スタイル」と、寝技やなんでもありの古武術で柔道の起源である「フリー(柔術)スタイル」というように、レスリング競技のように二つのスタイルに分かれたほうがいいのかもしれませんね

飛躍的でしょうか、そうでないと今の柔道はスッキリしなくてなんとも歯がゆい感じです

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