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2010年1月15日 (金)

「まん丸の真ん中」が肝心!?

今日は親戚の葬儀告別式が有り、その家の菩提寺で二本松市にある「箕輪山太子堂法徳寺(きりんざんたいしどうほうとくじ)」という、その名の通り「聖徳太子」を本尊と祭る天台宗のお寺に行く機会が得られました

Img_3132_2 そこでいつもの天台宗の発刊紙「きらめき19号」をいただいてきました。
表紙の挿絵はお馴染みの「山口ももりさん」の絵です。

この表紙にいつも書かれてあるちょっとした説法のようなものが、意外とためになるのです

今回のタイトルは「まんまるのまんなか かんじんなことは」となっていました。
↑のフォトをクリックすると少し拡大画像になりますから読めるはずですが、要約すると「本当に大切で肝心なことは目に見えるものではなく、見えないものの中にこそある」という文章になっていました

日本語には美しい感謝や労いの言葉が存在します。

 たとえば、「ごちそうさま」とは、出された食べ物に対して「おいしかったです」と褒め感謝して言うものではなく、おもてなしのために忙しくかけずり走り回って料理を作っていただいた行為「馳走(ちそう)」、つまり影での見えない気苦労をかけたことへの感謝の言葉です。

また「頂きます」とは単純に「貰う、受ける」ことを言っているのではなく、元々は授け下さった神や身分の高い人に対しその授受品を頭上の頂きに高く掲げる行為を指していました。
その行為を心の中で思い描いて言葉にしたのが「頂きます」です。

これらのどちらも、「心」のなかのもので見えないものですね

 例えば、「パソコンで作った全部印刷の年賀状なんて味気ないね。心が無くて嫌だ」という方がおられます。
しかし、その年賀状を作った方が、「郵便局のみなさんが読みやすいように」、「配達を間違えないで届くように」と心づかいをして奇麗にあて名書きをプリントしていたとしたらどうでしょう?
また、「御無沙汰しているが年賀状くらいは出させていただかないと申し訳ない」と、パソコンのキーボードを操作しているとしたらどうでしょう?

硬いプリント文字の中に込められた「年賀状をあの人には出そう」という小さな善意がこもった思いを侮辱してはいないでしょうか?
そもそも、“年賀状を頂いた、自分のために出してくれた”という行為、気遣い(馳走)などの思いそのものを無視することにはならないでしょうかね。

どこかに少し「おごり」の気持ちが入ってるとは言えませんかね。

私は年賀状関してだけですが)どんな形でもいただけただけで有りがたいと思っていますが「大切で肝心なことは見えないものの中にある」この言葉が意味するのはそういうことを言うんじゃないでしょうかね。

わたしはそう理解しました。

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コメント

玉井人さん、そして、天台宗の方の、そして、サン=テグジェペリの言うこと、よくよく分かります。
わたしが、1年のスケジュール帳に一番最初に書き込む言葉がまさに、サン=テグジェペリの星の王子さまのこの言葉だからです。
もちろんお金は全然ないより、少しはあった方がいいですが、本当に大事な物はお金で買えないし、目には見えないと、わたしも思います。
「パソコンで作った年賀状は味気ないね」と言うのは、度々そう言うのは、やはりその人は驕っているのだと思います。
見えない心配りというものを推し量れない人なのだと思います。
パソコンで作っても玉井人さんの仰る心配りがあると思います。

投稿: 浜辺の月 | 2010年1月16日 (土) 10:38

)浜辺の月さん

DMの年賀状は少し違うかとも思いますが、「あの人に年賀状を出そう」と思うことじたい気遣いが有りますからね。
全然知らない人には出さないですしね

投稿: 玉井人ひろた | 2010年1月16日 (土) 12:11

一般に印刷より手書きの年賀が喜ばれるようですが、個人的には、「絵」が入っている方が好きです。
例えそれが印刷だとしても。
出来れば一言を添える方が良いとは思いますがね~

宛名についてはまったくその通りで、配達関係者は喜んでいると思います。

投稿: もうぞう | 2010年1月16日 (土) 19:14

)もうぞうさん

そうですね。
やはり最終的には個人の好みの問題だけなんですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2010年1月16日 (土) 21:58

家の年賀状は主人が全部毛筆で書いてくれます。
私の親戚も。
そして私の友達も以前は出してくれていました。
私は親しい友達は今年は絵手紙で出しました。
私がパソコンやっている事は皆知っているが今はやらない人がパソコンで送ってきます。
でもやっぱり久し振りに送ってくれた年賀状嬉しいですね。
偶然手元に平成13年のお友達の手書きの年賀状が有ります。今年は手書きじゃなかったけど貰って嬉しいですね。

投稿: kiyoka | 2010年1月18日 (月) 17:22

)kiyokaさん

受け取った人が「うれしいと思っていて下さるだろう」と、想像することこそがだいじなのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2010年1月18日 (月) 18:03

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