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2010年2月 2日

トヨタ⇒販売台数を上回るリコール台数、過去最悪・・

今朝のNHKニュース>
トヨタはアクセル部分に欠陥が見つかったとしてカローラ、カムリなどのリコールと無償修理を始めました。
そのリコール対象車は世界中に及び900万台を突破する台数となり、“その台数は欧米やアフリカやアジアでの販売総台数の約880万台を上回るという過去最悪の事態に”なるようです

各国のメディアは「これによって‘トヨタの安全神話’は崩壊した」と報道しています
※、この後1,500万台を超す可能性が出てきたことが報道された

これは昨年アメリカの男性A氏の「トヨタの自動車は突然暴走し始める」という訴えからまず最初に見つかりました。

そのときのトヨタ社の発表では
「これはアメリカだけで製造販売されているマットの形状に問題が有るだけで、アメリカ以外では問題無しでリコール対象外」
となって、アメリカやカナダで200万台ほどのトヨタ車の無償修理を開始しました。

ところが・・・ここでおかしなことが起きます。
最初に訴えた男性A氏ですが、その男性が「暴走する」と訴えた車種はそんなマットなど使用していない別車種だったのでリコール対象外となり、この男性の車はトヨタには修理が認められなかったのです。(トヨタ首脳部得意?の子会社や取引先への責任転換)

男性はその後も再度訴え続け、その結果がこれです。
やはりマットの問題じゃ無くアクセルペダルそのものが欠陥で壊れやすかったのでした。

これは昨年も同様の記事を書きましたので覚えている人もいるかもしれませんね(?)
今回はちょっと違う観点から書いてみます。

NHKが報道したある点についてです

  • 販売台数を上回るリコール車台数は過去最悪(初めてのこと)、そしてトヨタの安全神話は崩れた」との報道・・・

「国土交通省・自動車交通局技術安全部」という官庁に多い長い名前の部局が毎年更新して発表している「自動車メーカー別国内リコール車数一覧」というのがあります。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/index.html

ここで発表されている国内“販売台数 約1,700,000台以上”で断トツの売り上げを誇るトヨタの数字を年ごとに抜粋してみます

2002年⇒   499,798台
2003年⇒  934,225台
2004年⇒1,887,471台
2005年⇒1,927,386台
2006年⇒1,295,034台
2007年⇒  809,394台
2008年⇒1,168,734台

見ていただけるとお判りですが、国内だけですがこれがトヨタ車のリコール台数(申請された数字)なのです
トヨタ社内では2002年ごろから奥田社長が「トヨタ車の部品共通化を推し進める」との構想を始め、それからトヨタの部品は強度不足のものが続出していきます。

その結果としてリコール車が倍増していき2004年と2005年には前代未聞の「2年連続販売台数を上回る欠陥車、リコール率100%以上」という最悪の数字を出します
普通「三菱ふそう」の事件(2004年220万台のリコール)のようなことが有っても次の年には正常に戻るんですが、トヨタは戻せなかったのです。

実はこのころから世界の自動車業界では「トヨタは自動車は最も壊れやすい車」というのが常識となっていたようです。ただし、販売力がすごいから何も言えなかったようです(今でも)
さらに現在のトヨタの重鎮「奥田碩(おくだひろし)会長」は、日本の経済界のトップで、年金機構設立の委員長をやったり、政治家や官僚の人事まで口出しできる権力を持っています。(日本経団連会長、日本鉄道貨物協会長、東証取締役、UFJ取締役、等々)

ですから、欠陥車が多くても国土交通省は何も言えないのです。それでもあまりにも強度の低い部品の車が販売されるので2006~7年に国土交通省から指導が入ります。するとリコール車は減るんですが、次の年にはまた急増するわけです。体質なのでしょう。
ただ毎回いううように、国内の報道は奥田氏によって規制されているので目立たない。

しかし、その奥田氏もアメリカのメディアまでは抑えられなかったようですね。

最初に訴えたアメリカの男性の車も欠陥が認められたのでしょうかね・・・

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コメント

「不毛地帯」の時代からは隔世の感がありますね…。

玉井人さんのブログに投稿しても何かの規制にひっかかってしまい、
なかなか反映されません(;;) twitterへのコメントも消えて
しまったようです。 

このコメントはどうでしょうか…(おそるおそる)

投稿: 山桜 | 2010年2月 2日 11:25

「不毛地帯」の時代からは隔世の感がありますね…。

玉井人さんのブログに投稿しても何かの規制にひっかかってしまい、
なかなか反映されません(;;) twitterへのコメントも消えて
しまったようです。 

このコメントはどうでしょうか…(おそるおそる)
やはり「スパム対策」にかかってしまいましたので、
アドレスを削除して再投稿してみました。

投稿: 山桜 | 2010年2月 2日 11:26

)山桜さん

こんな感じでどうでしょうか?ココログは先月のバージョンアップでスパムと判断されたのがスパムフォルダーにいったん保留されるようになり、誤ってスパムと判断されたものを公開することができるようになりましたので、こんどから確認しますのでコメントしてみてください

ただやはりブログのURLのドメインをスパムと判断するようです
たぶん山桜さんのドメイン末尾「net/」がアメリカに主を置いているので「外国からのコメント」と判断されるのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2010年2月 2日 18:49

毎度です、

販売台数を上回るリコール車台数とはこれ如何に?

国内販売台数を上回るって意味でしょうか?

日産車は性能は良いけど故障しやすい。
トヨタ車は性能は普通だけど故障しにくい。

と言うイメージがありましたが・・・・
最近そうでも無いのかな?

ではでは(◎-◎)_TM

投稿: fami | 2010年2月 5日 21:22

)famiさん

今回については世界での販売台数を上回るということです。国内ではありません

イメージですか。たしかアメリカでは・・・
>日産(ダッツン)は故障するが直しやすく日本車にしては頑丈で長持ちする
>トヨタは、故障しないが可もなく不可も無い手ごろな価格の小型車

だったと思います。
奥田氏が社長になってから急増したリコール車ですからそのへんから“欠陥が多い”というイメージが自動車業界では一般的になっているとのことですよ

投稿: 玉井人ひろた | 2010年2月 6日 08:14

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