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2010年2月28日 (日)

“アホ”なお話し

昔、武士と言えば「プライド」が着物を着ているような人々でしたので、この人たちにとって「生き恥をかかされる」というのは最も辛いことでございました。

その恥とは一番が刀を取り上げられてしまうこと、そして誰でも恥ずかしい公衆の面前に裸をさらすことでしたが、そういう武士だけに与えられる「阿房払いあほうばらい)」という恥かしい刑罰が有ったのです

日頃刀を差し威張っている武士が天下の往来に「刀無しの裸で歩く」これほどの町人などにとっておもしろい“見世物”は無かったはずです。

町人は指を指してこんな話をしたのでしょう

「おいおい、見てみろよあの格好)」
「なんだ、なんだ・・ありゃなんだい?」
「何かやらかして“阿房払いの刑
”にされたんだろうよ」
「なるほど、“あほう”か。ハハハ・・あほうだ、あほだ」

諸説はあるようですが、これが関西などでよくつかわれる「アホウ、アホ」の語源のようです。漢字に「阿呆」を当てることもあるようですが「阿房(あほう)」が正しいようです

ちなみにわが地域でも同じ意味で「あっぽ」とか「ぽ~」の言葉が有ります。
北関東当たりでは「あぼう、あぼ」という言葉を昔はよく使っていて、これも同じ「アホ」のようです。

「おどるあほうに みるあほう♪」てね。言葉の起こりはもっとアホらしいでしょうかね

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コメント

へ・え・え・・・面白いなあ。あんぽ柿は大、ダーーイ好きですが、あれはアッポ=アホとは関係ないのですね。京都では「あほ」のことを「アッポ」とかいいますよ。あんぽんたんって云うのは???お薬なんでしょうか

投稿: 山口ももり | 2010年3月 1日 (月) 08:46

関西人は「アホ」と言われても怒りません(喜ぶ人もいる)が、「バカ」と言われるとムッとするようです。
関東(東京)ではその逆。
関東と関西の両方で暮らしてみるとその違いが分かって面白いです。

投稿: がんさん@大和の国 | 2010年3月 1日 (月) 13:01

)山口ももりさん

「あっぽ」ていうんですか。私の村と同じ言葉がそちらに有るのは面白いですね
 
 
)がんさん

その話、よく聞きます。
こちら東北でも「アホ」と関西弁で言われるとムッとしますね。
「あっぽ」ならいいですがね

投稿: 玉井人ひろた | 2010年3月 1日 (月) 15:28

「恐れいれ」っていう刑罰もあったそうですね。「恐れいりました」って謝ったらいいんですって。今、司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んでいます。その中では、武士こそ社会の寄生的存在。ご先祖の余得を守っているだけで進歩からは遠い・・と、まあ・・・こんな言葉ではないんですけど、そういう意味で武士を捉えています。実際、ロシアがホンの少人数で攻めて来た時、何倍もの武士が警備をしていたのに、サッサと逃げだして、番所も町も略奪され放題、と云う情けない状態だったようです。だから、樺太を失ってしまたんですって。樺太って地図で見ると改めて大きな島ですねえ。もうすこし、武士がしっかりしていたら・・・今頃、カラフトだって日本の領土だったのに・・・

投稿: 山口ももり | 2010年3月 2日 (火) 11:49

)山口ももりさん

司馬遼太郎さんともあろう人が、よく調べないで樺太の事を書いたとは思いませんが、樺太の警備というのは過酷等言う簡単な言葉で表せない想像絶するな警備だったそうです

今のような防寒設備もろくにない中、凍死者や樺太(唐太)の風土病「水腫病(便が渋り足の甲から浮腫を生じ、次第に腰に及んで水膨れとなる。顔もむくみ、腹が鼓のようにふくれ、苦痛が甚だしく、遂に死亡する病)
で戦う前に何百人も死んでいく武士たち、それでも幕府命令で、そこにいなくてはならず。弱り切ったところへ日本の武士の何十倍の兵器力を持つロシア軍を見たら、半病人に近い武士たちが撤退避難を決意してもいたしかたないと思います。
http://seuru.pupu.jp/ezoti/ezoti.htm
我が会津藩は自ら幕府に申し出て出兵したのですが実際にロシア軍とは戦えず帰還命令が出てしまったんですが、それでも風土病で50名が死亡、帰路の海では船が遭難しほとんどのものが亡くなってしまいました

投稿: 玉井人ひろた | 2010年3月 2日 (火) 14:24

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