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2010年6月17日

体中がゾッと寒気立つ映像だった

日本が小惑星を探査するために「小惑星探査機」を飛ばしていたことを私は先日のニュースを見るまで知りませんでした。
その探査機「はやぶさ」が仕事を終え粉々になってまるで花火のように砕け散る映像を見て私は背筋に冷たいものが走りました。

なぜ探査機に「はやぶさ」と命名したのでしょうか?

「一式戦闘機」という飛行機をご存知でしょうか?第二次世界大戦で日本陸軍が製造させた陸軍戦闘機=隼(はやぶさ)がそれです。

海軍の零式戦闘機=ゼロ戦(約1万機製造)に次いで5千機以上生産された日本の自慢の戦闘機でした。
すべて一人乗りで、すべてが激しい戦闘によって玉砕しましたので5000名以上の陸軍パイロットは亡くなられている事になります。

海軍のゼロ戦もそうですが、エンジンの馬力不足を補うために機体は薄く軽量化されたジュラルミン一枚で飛ぶ戦闘機で、攻撃され被弾すると直ぐに火を噴いて墜落や飛散したそうです。

下からその被弾して爆発して粉々になって落ちてくるさまはまさしく“花火のようだった”といろいろな小説や記録本に書かれています。

まさに、その玉砕の姿は今回の探査機「はやぶさ」の飛散する様子そのものだったと直感的に私は思いました

そして最初に書いた思い

「なぜ、隼て名にしたんだ!まるで玉砕の映像だ。戦争体験者はどう思うのだろう?」でした

まさに戦争体験者の母が傍で聞いていて「隼に乗って若い人が何万人も死んだな~。そいえば」と、暗い顔になってしまいました。

いろいろな思いで名前は付けられたんでしょうが、別の名前のほうが私には良かった気がします。

ちなみに亡き父は戦争が後1ヶ月くらい伸びていたら戦闘機乗になって玉砕する予定でした

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コメント

最初は「アトム」というのも候補だったようです。
で、誰かが『原子爆弾を想起させる』と言ってボツになったとか。
「はやぶさ」の由来は鳥のハヤブサのように、衛星イトカワにさっと寄って、ぱっと岩石を採集して帰ってくるその勇姿や、惑星イトカワという名の元になった糸川博士が戦闘機隼の開発に関わっていたことにあるようです。
しかし、「アトム→原子爆弾」とか「はやぶさ→大東亜戦争」の連想はちょっと神経質過ぎるのではないでしょうか。
寝台特急にも「はやぶさ」ってのがありましたしね。
戦後、GHQの精神操作によって日本人は大東亜戦争に対する自虐的罪悪感を植え付けられ、極端な一国平和主義へと突き進んで来たように思います。
平和が望ましいことは言うまでもありませんが、憲法9条があるかぎり平和の維持が保証される筈もなく、「国家」や「抑止力」に関する理解があってこそ維持できると思うのですが、現政権はどうでしょうね…。
大東亜戦争で失われた多くの命を無駄にしないためにも国政に携わる方々には正しい理解をしていただきたいと思います。

投稿: がんさん@大和の国 | 2010年6月17日 09:40

確かに戦争体験者、特に親族に戦死者がおられる場合は例え年月がたっても心の痛みは残っています。うちの母などは戦時中の映像を見ると「ああやってみんな死んでいった」と戦死した兄弟等を思い浮かべます。特に「隼戦闘隊」で亡くなられた親族がおられた場合、同名の機体が落ちて行くのを見れば尚更心は痛むと思います。ネーミングももう少し考えた方が良かったのかも知れないと、今回のブログを読んで思いました。戦後かなりの年月がたち、国民全体としては戦争体験者は少なくなっていますが、戦争の記憶を重く背負っておられる方への配慮も必要だと思いますね。

投稿: HAPPY太郎 | 2010年6月17日 12:08

)がんさん

アトムのほうが良かったですねえ。
糸川博士にちなんでですか。そうすると意味が良く理解できます。博士は戦闘機隼への思い入れは強かったことで知られていますからね。
 
 
)HAPPY太郎さん

少なくても最後の飛散映像はできれば放映してもらいたくなかったですね
ただこういう思いをしながら辛さを乗り越えていくのも人間ですね

投稿: 玉井人ひろた | 2010年6月17日 19:19

たしかに人によっては、玉井人ひろたさまのように思うかも知れませんが・・・
ちょっと考えすぎでは?

投稿: もうぞう | 2010年6月17日 19:20

)もうぞうさん

戦記ものの本の読みすぎかもしれませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2010年6月17日 19:33

そういう捉え方もあるのですねーーー。
何も知らないわたしは、とっても素敵なことだと思いましたよ。
長い長い旅をして、カプセルをわざわざ持ち帰って地球に残した、はやぶさは、よく頑張ったと思って、逆に感動しましたけどねーーー。
もちろん、わたしは、隼という戦闘機は知りませんし、
戦時中の諸所の事情は知りません。
はやぶさと命名したのは、鳥のはやぶさのようにさっと惑星に寄って、ぱっと岩石を採集するからと、がんさんが言われているように聞きました。

投稿: 浜辺の月 | 2010年6月17日 22:39

)浜辺の月さん

玉砕して帰帰還できなかった戦闘機の隼、惑星探査機の「はやぶさ」には帰還して欲しいと言う思いも有ってのネーミングかもしれません。
しかし、カプセルは回収され「帰還した」と言っていますが、戦記ものの本を数多く読んでしまっている私には火の粉になって消えていった機体の様子は“無事帰還”とは思えませんでした

投稿: 玉井人ひろた | 2010年6月18日 09:31

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