« 先月のことは今回の布石だったのか? | トップページ | 今時のお子様はそうなんですね »

2010年11月25日

墓穴を掘ったら、今度は蜂に刺された

尖閣諸島問題で反日デモが起きた中国は、日本が得意とするハイブリッドカーや、これから市場競争が激しくなるであろう電気自動車のほか、半導体や光化学製品などに不可欠な希土類で、今後需要がさらに伸びると見込まれている資源=レアアースの輸出を制限する処置を行いましたよね。

日本国民はその国内で使用するレアアースの97%を中国に依存していたことが、初めて中国の輸出禁止政策で知り驚いたものです。

中国政府は最高のカード(切り札)をきったつもりだったのでしょうが、そのことで日本を始め世界中が「中国レアアース敬遠」の感情を高めてしまいまい、日本政府には官民区別せずレアアースの中国以外からの確保作戦を実施することの切っ掛けを作ってしまいました

そして昨日のニュース、日本の民間企業がオーストラリアからのレアアース確保ができたとの発表になりました

政府発表ではオーストラリアからは日本が必要とするレアアース全体量の30%以上が確保できることになるそうです。

つまり、これから日本への中国製レアアースの輸出は3分の2に大きく減ってしまうことになります。
これからも、もっと日本は中国以外の国を探しますので、中国は大打撃を受け中国への風当たりも悪くなってくるることでしょう。

そこへ持ってきて、中国が擁護する北朝鮮の暴挙です。

24日、困った中国は外務省報道局(洪磊・副局長担当)から、北朝鮮による韓国砲撃事件について、「死傷者と財産の損失が出たことは遺憾であり、事態の発展を憂慮している。そして韓国と北朝鮮の双方に対して、冷静な対応と早期の対話接触、再発防止を希望する」という発表しをしました。

本音として西側諸国(アメリカ、日本、韓国)と関係を悪化させたくない中国にとってはまさしく、尖閣で墓穴を掘り、北朝鮮によって泣きっ面に蜂状態になった観があります。

こういうときこそ、傍の国の日本の外交手腕が発揮されなければならないのですが、昔から弱いんですよねえ。また今回も傍観を決め込むのでしょう

|

« 先月のことは今回の布石だったのか? | トップページ | 今時のお子様はそうなんですね »

コメント

こんばんは。
先のレアアース問題は一先ず安心できるようですね。
中国も経済大国第2位になろうとしてますが、あまりワガママ言わずに大人の大国なってその責任を遂行してもらいたいものです。
(今後、北との関係も考え直せば、北もいい子なると思います)

投稿: やまちゃん | 2010年11月26日 00:16

やまちゃんへpencil

混乱になり戦争になり、国が無くなったらちゃっかりと中国が自分の領土とするのかもしれませんよ

投稿: 玉井人ひろた | 2010年11月26日 08:13

本当に政治がしっかりしてもらわないと、と、心配です。中国の首脳陣の顔をみていると、オドオドしているようにみえます。国内の方がよっぽど怖いんでしょう。

投稿: 山口ももり | 2010年11月26日 10:18

中国政府も相当ガタついているんでしょうね。
本来の頭の良い中国人のものの見方なら、もっと長期的な戦略を立てられたのでしょうが、レアアースについてはあまりにも国民感情を見過ぎた結果ではないかと思いますね。
まあ、危機管理の甘い日本にとっては、一国に何かを委ねてしまうと、何か有った際痛い目にあう。と言う良い経験をしたと思います。

投稿: HAPPY太郎 | 2010年11月26日 11:12

山口ももりさんへpencil

現在の中国の政権は近々交代になる予定でしょうから、波風立てずに引き渡したい気持ちが高いでしょうね。
 
 
HAPPY太郎さんへpencil

日本も中国もマスメディアに翻弄される傾向がありますが、近代政治家というのはどこの国も同じになってきている証拠かもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2010年11月26日 11:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46632/50125747

この記事へのトラックバック一覧です: 墓穴を掘ったら、今度は蜂に刺された:

« 先月のことは今回の布石だったのか? | トップページ | 今時のお子様はそうなんですね »