« 東京スカイツリーが福島県でも見える・・ | トップページ | それ!テレビ放送しちゃって・・いいの? »

2011年3月 3日

体に良い塩は、短命になる?!

Img_0538

←はよく見かける食塩の袋ですね。
昔は専売公社でその後JTになり、現在は「財団法人塩事業センター」が取り扱う真っ白な海水から作られる天然の食塩です。

Img_0535

 

 

 
  日本ではイオン交換膜法(昭和46年~)という技術により、海水から塩を作る際に、海水中のPCBやダイオキシン等非常に危険な物質を完全に取り除いた塩を同センターでは供給し続けています。

Img_0536

ただ、にがり成分だけは完全に取り除けないのだと言うのです。
にがりの主成分=塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム
それでも、イオン交換膜法のおかげで以前と比べればほとんど無いに近い状態までいっているそうです。

なぜ、そこまでにがりを除去しようと言うのか?

「にがり」には毎日摂取続けると血管や内臓を硬くするという毒性が有り、健康を害することになると言うのです
http://www.global-clean.com/html/nigari_sayo/index1.html

f:id:NATROM:20091116151746j:image

上記のグラフはイオン交換膜法が確立され、全国から昔ながらの塩田の姿が消え去ったころから急激に脳疾患が減ったことを表すものとなっています。

これは食生活が改善されたことが一番の要因ですが、にがりがほとんど無い食塩が供給されたことも一因だとも考えられてもいるようです。

じゃ昔の人は、どうしていたのかというとまるでにがりの毒性を知っていたかのようなのです

にがりの毒性は「大豆タンパク」によって中和されるというのです。つまり、味噌や醤油と言うもので塩分を取ることでにがりの毒性を防いでいたと言うのです。

だれが、気付いていたのでしょうか?不思議です。

店頭でよくお目にかかる「天然塩」は外国の深海から摂取して作られた塩を日本で遠心分離機に掛けて綺麗にしたところににがりを混ぜ込むものがほとんどです
(例、赤穂の天塩=オーストラリアの塩

こういうにがりの多い食塩が健康だ”と言うのは科学的にはあまり根拠が無いそうで、たんに、好みだそうですから、お料理に合わせて使うのがベストだと思いますが、ミネラルや苦汁が多く健康に良いとされる名目上の天然塩の取り過ぎは、かえって危険度が増すようですよ。
使用否定はしません、あまりしょっぱくなく味がいいですからね

塩事業センターのも他の地場産業の塩も、どちらも天然の塩ですから取り過ぎだけは注意したいものです

<追記>

けっこうこれについては不安や、反響がございましたので追記文を記述いたします。

「にがり(苦汁)」とは塩を作る過程で必ずできるもので海水に含まれる沢山のミネラルが含有する、いわば海水ミネラル液とでもいえましょうか。
その「苦汁」も昔ながらの塩田作業の工程で出るものと、イオン式作業の工程で出るものは成分が違ってくるのです。
一番の違いは、「塩田式=塩化マグネシウムを含まない」、「イオン式=硫酸マグネシウムを含まない」という特徴ですがほとんど体の影響についての違いは認められていません。

この苦汁は豊富なミネラル成分のため少な過ぎても、多過ぎても体に害が出るようです。

古代には、それがちょうど良くなる製塩法で作った「藻塩」なるものがあったそうなのですが非常に製造工程が複雑で難しく、今では無理だそうです。

そのため後に豊臣秀吉のころもっと簡単だが苦り成分が多すぎる製塩法が始められ、日本ではそれが占めるようになり、体にも影響が出て一時期短命になったとか。ただし、ヨーロッパでは肉を食べるため日本ほど影響が出なかったそうです
http://www.phgenki.com/cgi-bin/genki/siteup.cgi?category=3&page=1

現在販売されている塩は多すぎず少なすぎずの範囲に入っているそうですので安全だそうですが、なるべくはカルシウムや良質のたんぱく質を取り腎臓機能が落ちないようにすることを心がけるのが良いらしいです

なんでも「過ぎたるは及ばざるが如し」でしょう。

|

« 東京スカイツリーが福島県でも見える・・ | トップページ | それ!テレビ放送しちゃって・・いいの? »

コメント

これはまた素晴らしいというか、ありがたい学説だな~
なんとか塩は値段が高いからな~

投稿: もうぞう | 2011年3月 1日 19:17

もうぞうさんへpencil

元来人間と言うのは70%が水分で、それ全てが塩水ですから「塩分の取り過ぎ」ということが起こらない構造になっているんだそうです。
どこかで、話が食い違ってきているんだそうです

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 1日 20:57

先人達の素晴らしい知恵には驚かされることが多いです。どこから導き出した結果なのか不思議なことだらけです。科学が発達しそれを信じ切って絶対正しいと思い込んでいるわたしたちの遥か前に、現在ようやく証明されかけているような沢山の事柄をなしえているのですから・・・。“玉井人ひろたさん”のお話し、今回もとても楽しく拝見させていただきました。

投稿: koji | 2011年3月 2日 00:10

kojiさんへpencil

不思議ですが、知っていたとしか思えないことが非常に多いことも事実ですね

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 2日 08:01

へ・え・え・・・ミネラルって多すぎると良くないでしょうね。私の主人、スポーツドリンクの飲みすぎで、体調を壊したという気がしてるんですけど・・・やっぱり???関係ない???

投稿: 山口ももり | 2011年3月 2日 08:14

山口ももりさんへpencil

現代人は水道水に変わってから慢性的なミネラル不足になっていますので味覚障害等の人が増えているといわれます。
ですからミネラル摂取は大事だと思います。今回の場合「にがり」だけの話ですので誤解の無いようにcoldsweats01

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 2日 08:58

こんにちは

興味がわいたので「グローバルクリーン」について調べてみました
以下のように考えている人もいるようです

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5128951.html
http://nouyaku.net/kakolog/global-clean.htm

投稿: とおってすがる | 2011年3月 2日 10:42

こんにちは。脳血管障害が減った理由について、「にがりがほとんど無い食塩が供給されたことも一因だとも考えられている」とありますが、事実でしょうか?私は、あまりそのような学説を聞いたことがないのですが。

投稿: NATROM | 2011年3月 2日 11:16

とおってすがるさんへpencil

仰るとおり、いろんな考えが有ると思いますね
そのサイトなどでは、「天然塩」だからいくら取っても良い、普通の塩は良くない。といった極論を諫めたものだと思いますね。
 
 
NATROMさんへpencil

貴殿のすばらしい記事から興味が沸いて記事にさせてもらいました。承諾も無く申し訳有りません
なかで紹介しているサイトにもありますが、因果関係は認められていませんね。グラフは事実を表記したもので「学説」などでは有りません。
ただ、グラフは現在の塩事業センターが製造販売している真っ白な塩が多くを占める現在なのに血管疾患が“増えていない”という事実のほうが重要かと思います
これは、貴殿と同じ考えではないでしょうか?違ったかな?

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 2日 11:55

にがりは取り過ぎに注意とはきいておりましたが
玉井人ひろたさんの内容を読んで、ちょっと怖くなりました。
私は便秘がひどいので、
にがりを水に少量入れて飲んでいます
便秘には利くように思うのですが
毎日飲むのは危険なことなのでしょうか?
ちょっと
考えてみたいと思いました。
情報などありましたら
追記お願い致します。

投稿: 西 | 2011年3月 2日 20:21

西さんへpencil

たぶんお飲みになっているのは‘飲用にがり’で、かなり薄められていますでしょうから害は無いと思います。(腎臓が弱っている場合を除く)

それでも気になるときは、週に2日ほど連続で飲まない日を設ければ尚安心じゃないでしょうか。
ちゃんと腎臓が対応してくれるはずです

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 2日 22:10

私の主張は「精製塩と自然塩のどちらかがどちらかより体にいいとか、悪いとかいう医学的な証拠はない」です。つまり、

・「にがり」には毎日摂取続けると血管や内臓を硬くするという毒性が有り、健康を害する
・にがりの毒性は「大豆タンパク」によって中和される

という主張は誤りだと考えています。リンクされている「間違いだらけの健康常識」というサイトは、トンデモだと私はみなしています。

投稿: NATROM | 2011年3月 3日 12:54

NATROMさんへpencil

コメント再びいただきまして、嬉しい限りですhappy01
いろんなご意見をあることをわたしはわたしなりに「警告」として頭に入れようと心がけています。
かなり以前「ダイオキシンの害」「高圧線下の害」「電磁波の害」とかも国などでは「デマ」というような受け取りをしていましたことが有りましたしね。

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 3日 16:39

いろんな意見を警告として…という言葉に共感します。
実は…いわゆる天然に近い方が体に優しいんだろうと思い、値段はいくらか高くても使っていた私にとって、このテーマは衝撃でして、皆さんのコメントも興味深く読ませていただいていました。
物事は一面からだけ見てはいけないと、また考えさせられました。

そういえば、ダイオキシン…電磁波…最近は消えてしまったかのように、だ~れも何も言いませんね…
自分も忘れていましたが…sweat02

投稿: ハル | 2011年3月 3日 17:21

ハルさんへpencil

正しいと思っていたことが、突然悪いことだったとなるケースをずいぶん見てきましたからね。

投稿: 玉井人ひろた | 2011年3月 3日 17:57

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46632/50700047

この記事へのトラックバック一覧です: 体に良い塩は、短命になる?!:

« 東京スカイツリーが福島県でも見える・・ | トップページ | それ!テレビ放送しちゃって・・いいの? »