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2011年5月23日

地デジ放送の欠点=緊急速報の遅れ

ご存知の方は既に承知のことですが、地デジ放送には画像や音声がアナログ放送より少し遅れると言う特徴が有ります。
これは地デジ放送の最大の欠点で、特に音声映像などは最大で3秒程度遅れて表示されることが確認されています。

そのため総務省が、地震の大きな揺れを事前(約5秒前)に知らせる「緊急地震速報」の地図入り画像音声が地デジ放送では間に合わないことが今回の震災で起こっているのです。

これは、地上デジタル放送は画像や音声などのデータを圧縮して電波を送り出し、それを各家庭のテレビが内部で圧縮データを復元してから映し出すというアナログにはないシステムが入るために起こる現象ですが、このままでは困りますよね。

対応策は「文字スーパー方式」だそうです

これは速報前の地デジ画面上の文字表示に使われる方式で、ニュース速報などのテロップに似ていますが、データを圧縮しないまま放送局が送出する点がテロップとは異なり、地デジ特有の遅れの影響を受けないのだそうです。(ただし、ワンセグの画面には表示されない

この方式は、NHKではすでに行われているそうで、その他には東京のキー局5社と大阪の準キー局だけが導入しているようです。

ところが、その他の地方の民放テレビ局では導入されているところは無いそうです。

総務省は、各地方放送局にもこの「文字スーパー方式」を導入し緊急放送を迅速化するように要請したそうです。

我々としても早くない緊急速報は役に立たないものですし、早期導入が望ましいですが、ただでさえ経営が苦しい地方テレビ局にそれを導入する余裕があるのでしょうか?

やはりそうなると、地方ではNHKを見ているしかないのかな・・・?

それとも、アナログに戻すとか?・・・もっと無理ですね

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コメント

なるほど、地デジにはそんな弱点があったのですね。以前はテレビの時報や時間表示で腕時計や家の時計を合わせたりしていましたが、地デジでは無理ですよね。まあ、それ以前に電波時計ならその必要も無いのですけれどね。

投稿: koji | 2011年5月24日 01:45

原発にしろ、地デジにしろ、人間って(=大人って、、^^;)都合の良いことしか言わないんですよね、、、--;)

投稿: | 2011年5月24日 06:02

kojiさんへpencil

時報はほぼ正確のようですよ。電波時計も現在東日本エリアをカバーする福島県のおおたかど山標準時電波送信所が震災以来不安定なので、時計によっては不正確になっていますね
 
 
空さんへpencil

本来‘日本だけ’は地デジ化の予定が無くアナログ技術を高度化していたんですが、世界が地デジ化に移行したためやむなく日本も追従したかたちですね
致し方ないのでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2011年5月24日 07:55

遅れるのは、もちろん知っていましたが、文字スーパー方式なんてまったく知りませんでした。
さすがだな~

投稿: もうぞう | 2011年5月24日 19:29

もうぞうさんへpencil

震災後の放送の画面外枠に出ていたのがそうなのかもしれませんが、よく判りませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2011年5月24日 20:06

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