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2011年9月30日

かつての日本企業の手法だ

中国最大手の重機メーカー・中聯重工科技股・発展有限公司(ズームライオン社)が日本進出を発表し、その生産拠点地を福島県の会津若松市とする方向で調整していることを発表しました。

時期がいつごろになるか、規模はどのくらいになるかは検討中だそうですが、まずは日本進出の第一弾として、来年にも日本に研究所を開設し、市場調査などを行った上で、工場などを建設するかどうか、判断することとなるようです

工場建設となれば、従業員は現地採用となる見通しで、実現すれば福島県の雇用対策と震災復興に貢献することは間違いないです。

なぜ会津なのか?

この工場が操業を始めれば、資材などは日本海を船で運ぶことになり、そこに一番近いのが新潟港、その新潟港と東北地方の中間に位置するのが会津地方となり、それがとてもいい立地条件になるというのです

日本でのパートナー企業には会津若松市のクレーン・生コン圧送業「金堀重機」(宮沢洋一社長)を選んでいて、今後は金堀重機と連携しながら、ズームライオン社が持つ世界トップレベルのコンクリート圧送技術を日本で広めたい考えだのようです。

昔、アメリカが自国の自動車産業を守るため日本車にバカ高い輸入関税をかけていました。その対策として日本の自動車メイカーが考えたのが、アメリカに工場を建てアメリカ国内から生産販売するという手法です

これですと輸入にになりませんから関税がかからない、となるとアメリカ車より格段に安い自動車が販売可能となり、その結果として過剰なまでに保護されて競争力が亡くなっていたアメリカ自動車産業は衰退していきます。

このやり方を知ってか知らずかは判りませんが、これから中国の工場が日本国内に増え始めたら大きな影響が出ることは想像できます。

さて、政府は現状をどう考えているのでしょうか。

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コメント

まさにそのとおりですね。
出稼ぎに行かなくて良いからまだマシか??(;´▽`A``

投稿: もうぞう | 2011年9月30日 20:21

もうぞうさんへ

雇用が増えるのは歓迎されますが、手放しでは喜べないものが陰る気がします

投稿: 玉井人ひろた | 2011年9月30日 20:43

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