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2011年9月14日

「ことば狩り」の餌食になった鉢呂元経済産業大臣

福島県人の私にとって未だによく分からないのが鉢呂元大臣の記者会見での「死の町・・」のコメントのどこが悪かったのか?ということです。(私の周囲の全員が同じ思い)
辞職に追い込むほどマスメディアが大騒ぎした理由が理解できません。

私はあの記者会見の模様を視聴しましたが、鉢呂大臣の被災地の悲惨さを素直に表現され、「しっかり現場の悲惨さを感じられたんだな」とむしろ鉢呂大臣のコメントを感心したほどです。

その後の鉢呂経産大臣が行った辞任記者会見での様子、それを13日行われた枝野新経産相の会見でフリージャーナリストの田中龍作氏が明らかにした真実に、私は霞ヶ関(及び兜町)の伏魔殿の住人の顔を見た気がしました。

この辞職記者会見でその鉢呂元大臣に向かってヤクザ言葉で激しく罵倒した一人の記者がいたんだそうです。この記者は、鉢呂前大臣の会見では、社名と自分の名前を名乗らずに「説明しろっつってんだよ」などと悪態をついていたようです
そのあまりにも無礼で野蛮な言動に田中氏は「記者の恥」と感じ、一括注意したんだそうです。

会見終了後同氏はその記者が誰なのか名刺交換でもしようと思ったら、見向きもせずに高級官僚がいる内閣官房の広報室へ逃げ込んだというのです。
しかし、そこにはいられなかったらしくすぐに出てきたのでまた同氏は追いかける。するとこの記者がエレベーターに向かった(記者室に戻ると配席表で名前が割れるから)ので追いかけながら質問

「あなたはどうして自分の名前を名乗らないのです?コソコソ逃げるのですか?」 

しかし、終始無言で同氏がエレベータに一緒に乗り込むと、エレベータから降りて違うエレベータに乗り換えた。筆者も乗り換えて外に出てタクシーで逃げて行ったそうです。

辞職記者会見では記者クラブの記者たちが「我々が辞職に追い込んだ」と歓喜の渦だったそうです。

田中氏の談です

「大臣を辞任に追い込んだ記者クラブの面々は鼻高々だ。記者会見室には哄笑が響く。得意絶頂のあまりヤクザ言葉で鉢呂氏に答を迫る記者もいた。社名も名乗らずに無礼千万な態度で質問するのである。同業者として恥ずかしい。

そしてこう結んでいます

社会人としてもお粗末な連中だが、「藪の中のオフレコ懇」と「言葉狩り」で国務大臣の進退をも左右することが可能なのである。
記者クラブが国を滅ぼすことを確信した会見だった
http://tanakaryusaku.jp/2011/09/0002887

記者クラブメディアと官僚の機嫌を損ねると鉢呂氏のようなことがマスメディアによって行われるんだそうです。
小沢一郎氏の例が物語るように記者クラブと官僚の目障りになる政治家は陥れられる。鉢呂氏の場合「脱原発と反TPP」が、それだったらしいのです。

東電と経済産業省や原子力保安院を相手にしため、過剰に高額な価格での土地取引が収賄になるとかマスコミが全国放送で言ったため辞職に追い込まれた前佐藤栄佐久福島県知事のようなものです。(土地取引きは正当価格以下だったことが裁判で認められ、マスコミ報道は誤報であることが判明している

今回の震災の復旧は揚げ足取りで大臣を追い込むことが正義と勘違いしているマスコミや選挙のことだけ考える議員によってさらに遅れさせらるかもしれないきがしてきました。

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コメント

大臣たるもの、正直に言って何が悪い?
冗談の一つも言えないのか?
元大臣を擁護するわけではないですが、なんとも不可思議なことだと思います。

投稿: もうぞう | 2011年9月14日 21:31

私も『死の町』発言には別に何も感じません。『放射能つけてやる』発言も多忙な中着替えをせずに移動する鉢呂さんに記者が『着替えなくて放射能大丈夫なんですか』と話をふったのが原因です。『着替えなきゃ放射能移るでしょ』という含んだ聞き方をした記者も糾弾されればいいのに。鉢呂さん同情します。はめられた?

投稿: くぽ | 2011年9月14日 23:19

本日の記事で一つ分からないので教えて下さい
「兜町の伏魔殿の住人」とは誰を指してるのでしょうか
兜町と言うと東京証券取引所しか思い浮かばないのです
それ以外に別のものが在りましたでしょうか
霞ヶ関であれば納得ですが

投稿: 本宮生まれの今は福井県人 | 2011年9月15日 00:16

もうぞうさんへpencil

公式会見と非公式会見を政治家はうまく分けられると思っていたんですが、記者に振り回されているようですね
 
 
くぽさんへpencil

やはり同じく感じていましたか。
どうも、はめられた感が有るようですね
 
 
本宮生まれの今は福井県人さんへpencil

やはり外務補佐官に就任した田中真紀子議員が言って言う名になったので「伏魔殿」なら「=霞ヶ関」ですよね。
わたしのはもっと深読みの伏魔殿です。原発廃止論者の鉢呂氏がその監督大臣になると、電力会社株価急落で損しているファンドがさらに損をする、その組織や関係者が保身のため何らかの筋書きを描いていたとしたら・・やはり兜町(=証券取引関係者)の住人ということにまで行くんじゃないか?
この考えは何の根拠もなく語弊があると思い含みを持たせ兜町・伏魔殿にしたんですが、霞ヶ関に訂正させていただきました

投稿: 玉井人ひろた | 2011年9月15日 08:03

中国の言葉に、「一犬虚を吠えゆれば、万犬実を伝う」とか???マスコミのあおり方は酷いです。そうして、今に一人もいなくなった・・・ちょっとした言葉にやりこめられて止めるっていうのもねえ。「政治家にも発言の自由がある」と、いった石原慎太郎を思い出します。

投稿: 山口ももり | 2011年9月15日 10:50

山口ももりさんへpencil

>今に一人もいなくなった・
これだけは避けてもらいたいです

投稿: 玉井人ひろた | 2011年9月15日 12:22

原発事故で故郷を追われた方が、インタビューで我々のまちを「死の町」とはなんだと鉢路発言に憤慨しておられる映像がありましたが、本当なら自分たちの故郷を“死の町”にした東電にその怒りをぶつけなければならないのに、どうも怒りの矛先が違うんじゃないかと思って見ていました。
“玉井人ひろたさん”の読みが正しければ、そしてこの住人へのインタビューさえ“鉢路発言は地元住民の心を逆なでする発言だ”というふうに作り上げられたものだとしたら妙に納得できてしまいます。

投稿: koji | 2011年9月18日 05:44

kojiさんへpencil

そのインタビューされた方も、もっと違うニュアンスで言ったんだと思いますし、どのくらいの人が思ったかは疑問です。
マスメディアは、一つを強調する報道の手法をとりますからね

投稿: 玉井人ひろた | 2011年9月18日 07:39

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 本塾では9月 9日 (金)に「表現の自由侵犯」と題して鉢呂前経産大臣の言葉狩りを、ここ数年続く政治とマスコミの異様な関係として記事にした。「死の町」という表現 [続きを読む]

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