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2011年11月 2日 (水)

ごんぼっ葉餅゛(ごんぼっぱもぢ)

先日、母が友人が作った「ごんぼっ葉餅゛(ごんぼっぱもぢ)」をもらってきました「旨かった~」。

これは簡単に言うと緑色の「草餅」なのですが、草餅と言えば餅に混ぜ込むのは「ヨモギ」の若芽が一般的ですよね。
ですからヨモギのことを私たちは「餅草(もちぐさ)」と呼ぶくらいです。
ただ、ヨモギは春の草餅でその他や冬前の「草凍み餅作り」には「ごんぼっ葉」を使用した草餅が多くなります

ヨモギ若芽と違い「ごんぼっ葉」は大きい(30㌢くらい)ので大量に作れるし、食べても繊維質がほとんどなくおいしくなります。

さて「ごんぼっ葉餅゛(ごんぼっぱもぢ)とは何?」と、県外や知らない人は気になることでしょうね。

「ごんぼ」の言葉からなんとなく分かった人もいるかもしれませんがご説明いたします

私たちの地域の方言で「ゴボウ(牛蒡)」のことを訛って「ゴンボ」と言います。

ですから“直訳”すれば「ゴボウの葉を使った草餅」となりますが、ちょっとゴボウの意味が違います。

  • ゴンボとは根菜の牛蒡のことではなく地方名で「ヤマゴボウ(山牛蒡)」を指す。
  • わが地域でいう「ヤマゴボウ」とは図鑑などに出てくる日本在来種で‘ヤマゴボウ科’の野草「山牛蒡(やまごぼう」のことではなく、‘キク科’でアザミの仲間の野草「オヤマボクチ」のことを指して言う。

つまり、正確に言えば「オヤマボクチの葉の草餅」となるわけですが、このオヤマボクチの若いうちの葉は根菜のゴボウと非常によく似ているのです。そこでその名が付きました。

地域や人によっては普通の根菜のゴボウの葉を使用する方もおられるようですが、私の地域ではそれは無いようです。

これを間違うと毒性が強い「洋種山牛蒡」等を餅に混ぜ込んで食し中毒を起こしますからご注意ください。

そして新潟県や福島県の会津などで名物になっている「笹団子」の草色にもヨモギも使われますがオヤマボクチほうが多く使用されているようです。

会津などに行き笹団子や草餅を見つけたとき「これは‘ヨモギ’それとも‘ごんぼ’ですか?」て、聞いてみるのも面白いかもしれませんね。

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コメント

ずっと以前は、本当のゴボウの葉だと思っていました。
新潟では、蕎麦に入れる地方もあります。

投稿: もうぞう | 2011年11月 2日 (水) 20:04

もうぞうさんへ

原発避難で有名になった福島県の飯館村などではそのゴンボ葉蕎麦を売っているところですので、こちらでもよく知られていますよ

投稿: 玉井人ひろた | 2011年11月 2日 (水) 20:23

ヨモギもオヤマボクチも同じキク科(^^)v
キク科のもので食べられないものってありますかね?

ヤマゴボウの勘違いは危険ですよね、、、--;)漢方薬では利尿剤にもなるけど、有毒にもなる。ヤマゴボウはヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草で、キク科の一年、二年草の野菜のゴボウとは全くの赤の他人?!

なまじっか似た名前だと混乱しやすいし、危険ですね、、、--;)
ヤマゴボウとオヤマボクチの違いは大々的にアピールして欲しいですねえ!!

投稿: | 2011年11月 3日 (木) 17:37

空さんへ

「地方での呼び名」というのを図鑑の名前と同じものと思ってしまうことが一番危険ですね。
そういうのが山野草には非常に多いです

投稿: 玉井人ひろた | 2011年11月 3日 (木) 21:01

キク科’でアザミの仲間の野草「オヤマボクチ・・・ですか???食べてみたいなあ!!!初めてききました。ずんだもち」っていうのは???緑色の枝豆の餡のことでしょう???食べたことが???あったような???それは福島県とは関係ないのですか

投稿: 山口ももり | 2011年11月 4日 (金) 12:02

山口ももりさんへ

俗にこちらでいう「ゴンボの葉」は漬物などでも販売されています。そちらでも知らずに別の名前で使われているかもしれませんよ

長野の「信州そば」には‘つなぎ’として使われているようです

投稿: 玉井人ひろた | 2011年11月 4日 (金) 12:38

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