« 立場が揺れる台湾 | トップページ | 食前の‘合掌’の考察 »

2012年9月23日

労災が適用しないシルバー人材・・そして健保も

政府でも力を入れている「シルバー人材センター事業」、私の周りでも元気な高齢者が得意分野で活躍されています。

ところで、そのシルバー人材センタで働く方達はその仕事中に怪我をした場合「労災保険」が適用しないことを知っていたでしょうか?

厚生労働省の労働基準局等の説明
シルバー人材センターの業務は短期的請負が主で“業務に当たらない”ため、作業中に負傷しても労災保険適用外になる

さらに、シルバー人材センターで働く人が家族(息子など)の扶養者となっていて、家族の社会保険に入っている場合、作業中に負傷しても「健康保険適用外」になるんだそうです。

健康保険を担当する厚生労働省の健康保険の所管局の説明
シルバー人材センターでの怪我は“業務中の負傷と判断される”ため、健康保険適用外になる

同じ厚生労働局内で、方や「業務中」かたや「業務中ではない」と全くの正反対な判断がなされて、保険が使えないことで長期治療・入院になる重傷者が全国で約1万人以上の方たちが治療費が払えず頭を抱えているそうです。
((各地域の人材センターでは独自に保険加入して対処している場合も有るようですが、だいたいが個人負担になることが多くなっているため国へ法改正の個人訴訟が起こりつつある

これこそ「欠陥法律」の典型でしょう。総裁や党の椅子取り合戦をしていないで早急に改正してもらいたいです。

それにしても日本の省庁の縦割り行政の凄さには、ガックリするより呆れて拍手したくなりました

|

« 立場が揺れる台湾 | トップページ | 食前の‘合掌’の考察 »

コメント

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
それは、酷い話ですね。
これは、一刻早く適用して欲しいですね。

投稿: H.K | 2012年9月23日 21:16

H.Kさんへ

ほんとですね

投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月23日 23:24

これは本当に酷い話です。
保険がまったく利かないなんて・・・・・。
縦割り行政の酷さ、酷すぎますね。
早く一刻も早く改善して欲しいです。

投稿: 浜辺の月 | 2012年9月23日 23:27

浜辺の月さんへ

マスコミが取り上げましたから、少し動きが有るかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月24日 08:05

それは知りませんでしたが、そもそもシルバー人材センターそのものに違和感があります。
元気な年寄りから働いてもらうのは、まことに結構なことですが、それが民間一般事業者を圧迫していないのか?
若年労働者の仕事を奪っていないのか?

棲み分けは上手くいっていると。言う答えが聞こえてきそうですけどね。

投稿: もうぞう | 2012年9月24日 09:33

もうぞうさんへ

それは無いと思います。他は分かりませんが、こちらでは一般事業者があまりにも簡単すぎの軽い仕事でやりたがらないもの請負って仕事をやっていますので、かえって事業者は助かっているようです

投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月24日 11:33

これは難しいですよね。
「被扶養者」である事を前提にして健康保険料を納付していない状態で、個人事業主としてシルバー人材の業務委託を受ける。
本来の姿通りに国保加入者であれば「業務上」の傷病でも療養の給付が受けられるケースなので、個人的には訴訟というのに違和感を感じてしまいます。
これが行き過ぎると「被扶養者」であっても個人事業主として仕事をする人は被扶養者認定がされない方向に向かう危険があるので、賛同しにくい…。
ご本人が被保険者で保険料を納付しているのなら訴訟もありでしょうけどね。
この老人を扶養している被保険者さんは、よくこの訴訟を止めなかったなと驚きました。

やはりシルバー人材センター自体が労災保険を成立させるのが筋かなと思います。
正直、勝てない方がいい案件だなと思っています。

投稿: 社労@育休中 | 2012年9月24日 18:14

社労@育休中さんへ

なるほど、そういうこともあり得ますね。
要するに「労災」認定基準が問題なのでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2012年9月24日 18:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 労災が適用しないシルバー人材・・そして健保も:

« 立場が揺れる台湾 | トップページ | 食前の‘合掌’の考察 »