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2012年10月22日

“公務員十戒”・・???

私が購読するメルマガに「福島県教育委員会メールマガジン」と言うのが有るのですが、今回の記事の中に福島県教育庁参事の笠原裕二氏のものに「公務員十戒」というものが記載され、教育現場の職員への戒めと考え方を記事にしたのが有りました。

「公務員十戒」などと言うものがあることは知りませんでしたので、もしかすると福島県独自の物なのか?それとも笠原氏が考え出したものなのか?そうだとしたら素晴らしいことだと思ったのですが、実は基になった同名の文書が有ったんです。

この「公務員十戒」という文書を作ったのは「椎川 忍 氏」という人物でした。
同氏ブログ「Thinking Shimane and Tottori」のURLは↓です
http://blog.canpan.info/shimanetottori/

この方、昭和28年(1953)生まれの現在59歳、大学卒業後に旧自治省=現在の総務省に入省し今年の9月に退職するまで国家公務員(官僚)だった人物で、主に地方財政関係を担当し小泉内閣時代は内閣府の相談役も担っていたようです。

その一環として、地方公務員の幹部育成と言う仕事もやっていたらしく、そのときに「公務員十戒」というものを文書にして教材にしたようです。

 公務員十戒> (笠原裕二氏の文章から引用

  1. 公務員である以前に、まず普通の人として皆から尊敬される人間になること
     
  2. 常に、健康をチェックし、身体を鍛え、気力を充実させて、公務能率を上げられるよう心がけること
     
  3. 自分が権限を持っていることを意識した上で、それを振り回すことなく、いつも謙虚に、国民、住民のために真剣に汗を流すこと
     
  4. 自分だけの狭い世界に閉じこもらず、平日だけに限らず、自分の時間とお金を使ってでも勉強や人との付き合いをし、知識と人脈を広げること
     
  5. 自分の住む地域の自治会活動でも、ふるさとの地域おこしでも、趣味の国際交流でもいいから、仕事以外のプラスワンとして、なにか地域活動、ボランティア活動、NPO活動、社会貢献活動などをし、机の上の理屈を言うだけでなく、実際に身体を動かすこと
     
  6. 自分の眼で現場を確認し、国民や地域住民の声に謙虚に耳を傾け、自分の担当する仕事に工夫を加えて、常に一歩前進するつもりで改革、改善に努め、スモールサクセスを積み重ねること
     
  7. 組織や上司のためでなく、直接国民や地域住民のためになっているかという公務員の最終ミッションを意識しながら、常に自分の仕事を点検すること
     
  8. 仕事から逃げることなく、責任を他人に押しつけることなく、自分のすべきことをきちんと処理すること
     
  9. 失敗を部下のせいにすることなく、また、上司にこびることなく、自分の正しいと考えることをやり抜くこと
     
  10. 理屈だけでものを言わず、自分がそう言われて実際にそれを実行しなければならない立場になったらどうか、ということを必ず考えてからものを言うこと

福島県の笠原氏は、若い教職員に対しに特に積極挑戦をして欲しいことを強調していましたが、「・・・・金を使ってでも・・・人脈を広げる」と言うくだりは別の意味にとられそうで、どうかな?とも思いました。

それにしてもこの‘十の戒め’は、全部きっちり守れば素晴らしい公務員ばかりか、素晴らしい人物にもなりますね。

ただ、別の言い方をすれば‘公務員は嫌だ’になるかもしれませんねcoldsweats01

素晴らしい内容です。でも、どのくらいの公務員がちゃんと守っているのかが問題です

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コメント

「公務員十戒」、本当にずっと常日頃実施実践して
いる人は、もしいたら凄い人物だと思います。
公務員といてだけでなく、人間としても尊敬したい
です。実際にそういう人いるんでしょうか?

投稿: 浜辺の月 | 2012年10月23日 00:19

浜辺の月さんへpencil

全部真面目に実行している人は居ないでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2012年10月23日 07:19

大昔(明治時代)の人かと思ったら私と大して違わない世代なんですね。
理想的ではありますが、現実に即しているかどうか…。
いや、本来はこうあるべきなんですけどね。
公務員、昔風に言うなら「お役人」は或る種の権力を持つが故に我々一般人以上に己を律しなければならない筈ですが、そう見える人を見たことが無い…。
国会議員とか大きな権力を持つ人ほどそうあるべきなのになかなか…。

投稿: がんさん@大和の国 | 2012年10月23日 10:37

がんさんへpencil

そううまくいかないのも、人間ですよね

投稿: 玉井人ひろた | 2012年10月23日 15:40

しかし、明治の元勲の方々は私益ではなく国益のために尽力されたわけですし、今のように議員(権力・既得権益)の世襲制もありませんでした。
そもそも明治維新は権力構造のトップにいた武士が既得権を放棄して成り立ったものですよね。
そうしないと日本も欧米列強の植民地にされると感じたから。
それを考えると日本人も随分堕落したものだな~と嘆かざるを得ません。
元の姿に戻ることはもう不可能なのでしょうか?

投稿: がんさん@大和の国 | 2012年10月24日 10:24

がんさんへpencil

明治維新は武士社会=徳川家支配を打ち砕き新しい文化を取り入れることを政府の伊東博文や大久保利通などは理想とし作り上げ、近代日本が始まったのは間違いありません。

しかし、実際は要所は徳川家、松平家を中心にした体制であり、教育の現場ではなぜか「会津藩の教え」が中心になっていきます。

貴族院はほぼ世襲制でありましたしね

もしかすると、官僚制たけなわのそのころに徐々に戻っているのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2012年10月25日 10:55

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