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2012年10月 3日

1日で500件の暴動

先月の記事でちょっと触れましたが、日本で活躍している中国人ジャーナリストのかたがテレビで言っていましたが「中国では、暴動やデモは毎日のように有ること、役所が壊されるのは日常茶飯事のことで、あまりにも多いからニュースにもならないんですよ・・・」というものが有りました。

中国人がそういうんですから間違いないことでしょうが、そう言われても日本に住む私としては、実は半信半疑でした。
そしたら、その具体的な数字を記した記事を読んで、驚きました。

> 中国で発生している暴動は1日平均500件、年間にすると18件である。

その多さゆえに、よほどの大規模のものか、参加者に多くの犠牲が出たもの、あるいは日本企業が狙われるなどのデモ・抗議行動ではない限り中国の国内メディアによって報道されることは無い。

↑と言うことらしいのです。

そのなかでも、2011年5月、内モンゴル自治区で牧畜に携わる民衆の炭鉱開発によって草原の砂漠化、大気汚染など環境破壊が深刻化したことに抗議したモンゴル人たちのデモは、モンゴル人青年がその問題の炭鉱のトラックに轢かれたことから暴動になり、10人以上の死者が出るまでになったものなどは、偶然いた外国の報道記者にようって報道されてしまうということも有ったようです。

というように、その怒りや抗議のでも暴動の内容は、下記のようになります。

  • 官僚の公金の横領、恣意(しい)的な規制、不公平な建設認可、など役人の汚職・不正への不満
  • 中国共産党幹部の腐敗への不満

これがほとんどと言うより、100%と言っていいのかもしれません。

そのデモや暴動のため中国政府も、検察機関と党腐敗防止担当委員会、公安、外交部ならびに国際金融機関の担当者が集まって「汚職防止検討委員会」なるものが今年になって開催されたのですが、新たな取締法などを制定するでもなく、それは形だけで終わったそうです。

そういう事情からでしょうか、民衆の政府への抗議行動を中国の警察が取り締まることは殆ど無いそうです。

ですから、今回の日本への抗議デモに警察の取り締まりが入ったのは珍しいことになるようです。

それほど、中国国内では官僚の汚職や共産党幹部の腐敗は多く、さらに拡大する一途だそうです。
何と言う国でしょうか。

ただ、最初に合った暴動の数の多さは昨年から特に急増しているというのです。

それには、中国情勢をよく知る専門家の話を聞くと驚きの裏事情があるようです。

中国国内で暴動が急増するときには共通するきっかけが有るんだそうです。それは「共産党内主導者交代=政権交代」が始まった時だそうです。

つまり、

’新たな政権’が裏でデモ隊を動かして、「今の政権に統制力が無い」とかのスキャンダル的国民世論を煽る目的があったりとか・・・

現政権がデモ隊を陰で動かし、今回の日本への暴動デモが嘘のように終結させて、「我々現政権には素晴らしい統治能力が有る」と固辞する宣伝効果に使用したり・・・とか

こういうことが、政権交代時には覇権争いとして必ず有るんだそうです。

うまくナショナリズム集団が利用されているのでしょう。これも、中国政府トップの腐敗を裏付ける証しなのかもしれません。

アメリカ政府では表立っては言っていませんが、ハーバードの教授など専門家らは尖閣諸島の国有化は非常に良いと評価されているようです。

今回の反日デモも、複雑な中国国内事情のようですから、日本は中国の動きに合わせず、冷静な行動が求められているようです。

余談ですが
香港のスターのジャッキーチェンが「尖閣は中国の領土だから日本は返すべきだ。北方領土は日本の領土だからロシアは返すべきだ」と、言ったらしいですね。

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