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2013年12月20日

124人目の死者

アジアの情勢などを世界に発信するアメリカ政府系短波ラジオ放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA1996年、米国議会の出資によって誕生した放送局が、またまた中国国内のショッキングなニュースを発信しました。

>12月19日午後
中国甘粛省甘南チベット族自治州のサンチュ県で、チベット族の43歳になる僧侶が中国共産党・政府が行っているチベット族への統治政策に抗議し焼身自殺を図り、そして死亡した。

これにより中国国内のチベット族居住区で焼身自殺を図ったチベット族は124人になった。

↑というものです。中国国内での少数民族でも暴動によって抗議することが多いウイグル族自治州にくらべると、なんと自虐的抗議ですよね。

これは「チベット仏教」の信仰が大きく影響しているようです。もっと昔からチベット族の僧侶は抗議の手段として行っていたようです。

英語では焼身自殺のことを「ボンゾ(bonzo=凡僧)」と言う場合もあるそうで、欧米でも知られている抗議手法のようです。

仏教の経典である法華経の第二十八品によれば『薬師如来(薬師瑠璃光如来)は自らが直観した空の本質を実践するため、供養として自らの身体を炎で包む』、や『薬師如来は自らの光で三千世界を照らし、あまねく衆生(全ての人々)を悟りへと導く」と言う内容の記述があるようで、このことに近い考え方なのでしょう。

動画サイトでは大きな通りの中央で焼死した僧侶の亡骸の様子配信されていますが、それはまるで仏教の最も崇高な礼拝の仕方である「五体投地礼拝ごたいとうちらいはい)」をほうふつさせるように、腹ばいになって亡くなられていました。

※チベット族の五体投地礼拝の動画サイトURL↓
http://www.youtube.com/watch?v=V9-HtDHnpRk

どれほど強い中国共産党政府への抗議の思いをもっていたか、その姿だけで判る気がします。

昔、日本の武士は自分の汚名に抗議したり、殿さまに諫言(かんげん)するために切腹したのによく似た行為に感じます。
「死して物申す」は東洋人の共通の考えなのでしょうか?それとも、チベットあたりから伝わった考えなのでしょうかね。

いずれにしても、中国共産党による政治は想像を絶するような(北朝鮮より勝るとも劣らない)ものなのかもしれません。

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コメント

日本は平和だな~???

投稿: もうぞう | 2013年12月20日 19:17

日本は平和です、けれど、焼身自殺のような、はっきり意思表示した自殺はないかもしれませんが、間接的な要因で自殺した人はこの数字どころではないのでは?と思います。

投稿: 空 | 2013年12月20日 21:18

もうぞうさんへpencil

民族紛争が目立っては無いですからね。ただアイヌのかたの人権は平成になって認められたりとか。形態が違うだけで存在はしています。
 
 
空さんへpencil

なんと言っても、日本の死因で最も多いのは交通事故や病死じゃなく、自殺と言う現状はある意味で中国より深刻かもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2013年12月20日 22:57

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