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2014年10月 7日

国会の“うちわ”騒動

きょうは、月に一度のクリニック行く日となり待合室で偶然やっていた参議院予算委員会の様子を見て待つことになりました。
質問者は民主党の蓮舫議員のところでした。

蓮舫議員が最初に出した質疑は、2020年東京オリンピックとパラリンピックの主会場として建て替えが予定されている国立競技場の解体工事入札に関して、内閣府の政府調達苦情検討委員会が「国立競技場の解体工事の入札の公正性などが損なわれていた」として、JSCに入札をやり直すよう求め、それによって解体工事が延滞している事案についてでした。

このことが発表されたのは、御嶽山噴火の災害報道がされているころだったそうですが、わたしは知らなかったことなので興味深く予算委員会のやり取りに聞き耳を立てていました。

これは、落札した業者が提示した工事価格が、外れた業者のほうが落札価格より低い価格だったことで、落札するはずの最低価格を出した業者が、不審を申し立てたことから発覚したそうです。

蓮舫議員によれば、入札は提出期限前に出された業者からJSCが開封してしまうという発注側が入札価格を操作可能になる不正も指摘されました。

もっと、驚いたのはその落札業者が、落札価格や入札メンバーなど事細かく知っていた事実です。
蓮舫議員によればそれだけで「談合が有った証拠じゃないか?」という指摘をしましたがJSC会長は「そのような事実は無い」と答弁しました。

しかし、JSCがこの疑惑を調査するため選出した委員会のメンバーとは、その疑惑の人々の関係者ばかりというじゃないですか。
工事価格は約40億円と言う巨額なもの、担当の文部科学大臣にはしっかりと監視指導することが要求されましたが、天下りもあるらしく闇です。

同議員の2番目の質問は、「働く女性への支援体制が、現場と行政に差があるのではないか?」というものでした。

この問題は、かなり前から現場の女性と国が考えることがマッチしていないことは、指摘されていました。

国の考え>
職場に託児所などを設け、働きやすくする。育児休暇を取りやすくする・・・など

現場の女性>
託児所は無くてもよい。一番はお産や育児休暇後に職場復帰時の身分保障を法制化してもらいたい(復帰後に役職取り消しや降格が有るので休めない)。

いくら担当相を女性にしても、その省庁の職員幹部が男性である以上変化がないのは当然のような気がします。

これだけ、大事な議論が行われたにもかかわらず、テレビが取り上げたのは最後の「松島法務大臣が選挙で配布した団扇が公職選挙法違反になるのではないか?」という指摘でした。

テレビ的には「団扇に似た配布書類です」などと答弁した松島大臣の答弁の方が笑えるし面白いでしょうが、くだらないことです。

テレビは、JOCの不正入札など、最初にやりあったほうをしっかりと報道してもらいたいものです。

でも、朝日攻撃で喜んでいるようなマスコミには無理か?

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コメント

しかしま~
医院での待合の合間のテレビ番組をネタにしてしまうとは、ビックリです。
メモでもとっていたのでしょうか?

それはさておき、入札ってなんとも不思議だと思うところが多いですね。

投稿: もうぞう | 2014年10月 9日 19:01

もうぞうさんへpencil

待ち時間は短くないし、暇ですからね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年10月 9日 19:27

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