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2014年11月27日

ヘリウムガス・・・危険?!

ヘリウムガスは、吸うと変な声になることはよく知られています。それが面白いので、パーティーなどでよく使用されることがありますね。
これは、音声の伝わりが酸素よりとても早いからだそうです。

ところが、そのヘリウムガスを吸うと命の危険に関わることもあるというのです。

  • オーストラリアでは2005年7月~2009年12月までの間にヘリウムガスを吸った人が79人死亡。
  • イギリスでは2013年にはヘリウムガスを吸った人が62人死亡。

これは、ヘリウムガスを吸うと肺の中の空気とヘリウムガスが入れ替わる現象が起こることによって、急に意識を失ったり、呼吸が止まってしまったりして死亡に至ることのようです。

そのため、オーストラリアではヘリウムガス乱用に厳しい警告活動が行われているようです。

ただ、日本国内などでパーティー用などに販売されている物もそうですが、危険防止のためちゃんと酸素が混入されたものになっているそうで、異常に多く吸わない限り死亡するようなことは無いようです。

ところで、このヘリウムが東日本大震災の発生仕組み解明に世界から注目されていることを先日の特集番組で知りました。

佐野有司東大教授(地球化学)を中心とした東京大大気海洋研究所のチームが大震災発生から1ヶ月後と3ヶ月後、震源地付近の日本海溝近くで水深約1800~5700メートルの海水を採取し調べたそうです。

その結果、地震前に採取していた海水と、震災後に採取した海水のヘリウムの放射性同位体の比率を比べた結果、震災後の海水のほうが『ヘリウム3』の比率が1~3%高くなっていたことが判明したのだそうです。

ヘリウムと言うのは地球上では水素の次に多いものだそうですが、その中でも『ヘリウム3』は大気中にはほとんど無くマントルや岩盤の中に含有するものなのだそうです。

この結果によってチームは、『ヘリウム3』の比率が高いマントル中の水が上昇し、海中に噴出した痕跡だと結論づけたのです。

佐野有司教授らの大地震発生におけるヘリウムのかかわりの推論はこうです。

>東日本大震災の震源に近い東北沖で、地震の際に東日本の地下深くのマントルから海中に『ヘリウム3』を多く含んだ水が噴き出した可能性がある。
その水が、地震を起こした2つのプレート(岩板)の境界を伝ったとみられ、その水の流れがプレートを動きやすくさせる潤滑油のような働きをし、大地震の引き金になった可能性もある

これは「英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版」にも発表されたようですが、もしこの状態が今でも東北が乗っかるプレートの深部などでも起こっているとすれば・・・
また大地震は必ず起こるということです。

何年後か、何百年後か解りませんが、その時もまた政府も国民も、なすすべもなく右往左往するのでしょう。

‘おまけ’

今回の東日本大震災の震源は、北欧にあるノルウェーの町にも震度3以上の地震を起こしていたのです。ノルウェーではあの揺れで高層ビルなどに住む人がパニックになり通りには人が溢れていたそうです。

なんと、東日本大震災の震源の揺れは地球内部を伝わっていったことが判明したのです。

北欧の専門家、そして日本の専門家もそのことに気が付いたとき驚愕したそうです

 

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コメント

難しい話になりましたね。
大地震と津波は、絶対に来ます。いつかは分かりませんが、断定できますよね。

投稿: もうぞう | 2014年11月27日 18:57

もうぞうさんへ

今回の震災によって地震学は急激に進んだそうです。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月27日 21:57

今晩は♪ヘリウムガスと大地震がかかわりがあるとは~
難しいことはわかりませんが、地震や火山噴火w
が続きますが穏やかに新年を迎えたいものです~気が早い
先ほどいいね”をクリックするとき隣の通報を触ってしまいました。同意するをクリックしないで戻ったので通報にならないと思いますが念のため私のミスを報告します。
ごめんなさいm(__)m

投稿: マコ | 2014年11月27日 22:19

マコさんへ

通報?・・・あれかな。大丈夫でしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月28日 08:25

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