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2015年9月23日

ジュネーブでの訴えで安倍政権の・・・

沖縄県の翁長知事がスイス・ジュネーブで行われている国連人権理事会で「普天間基地の名護市辺野古への移設反対は沖縄県民の民意であり、あらゆる手段で止める覚悟だ」と、米軍基地を抱える沖縄の現状と思いを訴えたニュースは、大きく報道されました。

しかしながら、ほぼ同日に国連北朝鮮調査委員会のマイケル・カービー元委員長が司会役を務めた、北朝鮮による日本人拉致被害問題などを取り上げた会がありましたことは、なぜか報道が少ない気がします。

同理事会では人権状況に関する報告書をまとめた、同国の人権問題に関する国連のダルスマン特別報告者(インドネシア)や、政治犯収容所の実態を記した「北朝鮮 隠された収容所」の著者デビッド・ホーク氏らもパネリストとして出席、そして家族会からは飯塚耕一郎さんと横田拓也さんがパネリストとしてスピーチを行ったそうです。

そこで、飯塚耕一郎さんがスピーチを終了した直後に、その場にいた北朝鮮代表が

他人のことに口出すな・・・

等々、暴言を吐いたそうです。それに対し司会のカービー氏や他の国から強い非難が起ったことは当然でしょう。

「国連人権理事会」は3月、日本政府と欧州連合(EU)が提出した北朝鮮の人権侵害を非難する決議案をすでに採択していますが、日本対北朝鮮の外交交渉はどうでしょう?

日本国民は忘れているかもしれませんが、北朝鮮は今年の5~6月までに拉致者の捜索結果を発表すると約束したのに、9月になった未だに何もありません。

それに対する安倍政権の動きは、これまた全く見えません。

報道が少ないのは、安倍総理の外交の負(無策)を報道されたくないのでしょう?と勘繰りたくなります。

<参考>

{飯塚耕一郎さん国連人権理事会パネル・ディスカッション訴えの全文}

 初めまして。日本から来ました飯塚耕一郎と申します。

私は今年38歳ですが、母の記憶がありません。母と会話した記憶がありません。母に触れた記憶もありません。

私の母は田口八重子と言います。当時22歳だった彼女は、働きながら一人で、1歳だった私と3歳の姉を育てていました。

そんな時に、彼女は北朝鮮の工作員によって突然、拉致されたのです。

彼女と私とのつながりを示すものは、赤ん坊だった私に彼女が微笑み返す1枚の写真だけです。

私は1歳という時期に、拉致という行為によって大切な母親との絆を引き裂かれ、今もその状態が続いているのです。

2002年9月に北朝鮮と日本との間で首脳会談が開催され、北朝鮮は母を拉致したことを初めて認めましたが、安否については「交通事故で死亡した」と説明
しました。

海外の仕事先でその一報を聞いた私は、一度も見たことのない母に永遠に会えなくなったのかとひどく落ち込みました。

その時の気持ちは言葉ではうまく言い表せません。ただとめどなく涙があふれてきたことを覚えています。

かし、事実は違いました。「田口八重子、死亡」の情報は根拠のないものでした。

当時、北朝鮮は「田口八重子さんは交通事故で死亡した」と伝えてきましたが、北朝鮮が示した「死亡診断書とされる資料」は捏造されたものでしたし、「交通事故の報告書」という資料に田口八重子の名前はありませんでした。

北朝鮮による安否説明には多くの矛盾や誤りがあるのです。それは日本政府の調査でも明らかになっていることです。私は、北朝鮮が根拠のない架空のストーリーを作り上げ、母を死亡したことにし、その存在を隠蔽しようとしたと考えています。

彼女は今も北朝鮮で生きています。

彼女は今も北朝鮮で救出されることを待っています。

私の家族のような、日本人が北朝鮮に拉致されたケースは、日本政府が認定しているだけでも17人に上ります。

このうち5人は帰国を果たしましたが、まだ12人が帰国できていません。本日こちらの会場にいる横田拓也さんのお姉さんである横田めぐみさんのように13歳という、信じられない若さで拉致されたケースもあります。

また、それ以外にも、北朝鮮に拉致された可能性がある日本人は数百人に上るとされています。

北朝鮮は、未帰還者12人については「8人死亡、4人未入国」と説明していますが、いずれの説明にも不自然な点や矛盾点が多くあり、死亡を裏付けるものは何もありません。

例えば北朝鮮は、2004年に「横田めぐみさんの遺骨だ」とするものを出してきましたが、日本政府による鑑定の結果、本人ではない別人のDNAが検出され、遺骨はめぐみさんのものではないことが明らかになっています。

更に、北朝鮮による拉致事件は日本だけに留まりません。帰国した日本人拉致被害者などの証言から、日本以外にも、韓国、タイ、ルーマニア、レバノンなどの国民が北朝鮮に拉致された可能性があるとされています。

また、昨年2月に公表されたCOI報告書では、これらの国々に加え、マレーシア、シンガポール、フランス、イタリア、オランダ、中国といった諸国にも拉致被害者が存在し、その規模は数百人に及ぶとされており、北朝鮮による拉致問題は国際社会全体の人権問題なのです。

現在、日本政府は、生存を前提に、北朝鮮に拉致被害者の帰国を求めつづけています。

同じように、各国の被害者家族及び政府が、被害者がそれぞれの祖国に早く帰国できるよう協力していかねばならないと考えます。

拉致事件の発生から、すでに30年以上が経っています。被害者家族の中には、被害者との再会を果たせぬままこの世を去った親や兄弟もいます。これは悲劇です。

失われた時間は戻ってきませんが、帰りを待ち続ける家族も高齢化しています。拉致問題は、もはや、これ以上時間をかけていい問題ではないです。

最後に、私を育ててくれた養父、養母にいつも心から感謝しています。

また、私を産んでくれた母 田口八重子にいち早く、「お母さん」という言葉を、初めて、直接、伝えたいと思っています。

この会場にいる皆さん、北朝鮮による各拉致被害者がいち早くそれぞれの祖国に帰れるようご協力のほどお願いします。

ご清聴のほど有難うございました。

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コメント

北朝鮮は犯行を認めておきながらの、強気の態度。
許せません。
犯罪者犯罪国なんですから、もっと謙虚になってもらいたいものです。

投稿: もうぞう | 2015年9月24日 19:23

もうぞうさんへpencil

わが政府が、どうするのでしょうかね

投稿: 玉井人ひろた | 2015年9月24日 19:41

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