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2015年12月 5日 (土)

日本人の国民性は変ったのか?

日本が真珠湾攻撃を行い、米英との開戦となったころに詩人の「永井 荷風」はこんな詩を書いていました。

 国民一般の政府の命令に服従して、南京米を喰ひて、不平を言はざるは、恐怖の結果なり。

麻布連隊叛乱の状を見て、恐怖せし結果なり。

元来、日本人には理想無く 強き者に従ひ、其の日其の日を気楽に送る事を第一に為すなり。

これは、当時の日本人が理不尽な政府の態度・政策にも不平を言わずに従うのは‘麻布連隊叛乱’、つまり「二・二六事件」という事件で軍政部の恐ろしい強行を目の当たりにしことで、「お上には逆らえない」、「長いものには巻かれろ」、「泣く子と地頭には勝てぬ」というような国民性が現れたからだ、というような見解を詩にしたものだと思います。

その“恐”を、いまに当てはめれば、政府の「強行採決」ということになるでしょうかね。

さて、今の日本人にも荷風の詩は当てはまるような・・・あてはまらないような・・・

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コメント

昨夜遅くのニュースだか、今朝一番のニュースだかで(意識朦朧の時間)法人優遇の話(中身は、意識朦朧ゆえ)で「何だかなあ!」と反発する気力すら失ないそうです

投稿: | 2015年12月 6日 (日) 09:01

226事件から日米英開戦まで約6年弱たっています。事件発生でショックは受けたものの、国民がそれを恐怖ととらえ続けていたとは思えず、鎮圧後も政党・行政・天皇まで結果的に軍部を抑えきれなかった、それをフランス帰りの荷風が「反ファシズム」の立場で批判したものだと思います。


投稿: ましま | 2015年12月 6日 (日) 10:20

空さんへ

そう言う考え方に誘導するのが旨い国家とも言えますね


ましまさんへ

確かに、そう言われれば理解できます。

投稿: 玉井人ひろた | 2015年12月 6日 (日) 16:41

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