止ってる車両を‘すり抜け’・・・
6日午前10時ごろ、東京の国分寺市で、近くに住む無職の女性(30代)が生後7か月の息子をおんぶして自てん車を運転中、介護士の女性(20代)が運転する‘乗用車と接触’し転倒、その際におんぶしていた息子は地面に頭を強く打ち死亡する(自てん車の女性は軽傷)という交通事故が発生しました。
警視庁は、乗用車を運転していた介護士の女性を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕するとともに、‘自てん車を運転していた女性も含め’て事故の状況を聞くと共に、事故原因を詳しく調べているということです。
乗用車を運転していた女性は逮捕されましたので、そちらが悪い事になるのですが・・・、
事故原因には自てん車を運転していた女性の‘危険行為’にも警察は着目したようです。
警視庁によると、自てん車の女性は信号待ちで停車中の車の間をすり抜けて道路を横断しようとしたそうで、そこにちょうど反対車線を直進してきた乗用車と接触したのだというのです。
信号待ちで並んでいる車両の間から出て横断する行為は、最も危険な行為の一つです。なぜなら、止まっている反対側の車両は「まさか?右から出ないだろう」と言う意識が働くからです。
それに、信号待ちの車と車の間を通ることは「道路交通法32条:割り込みの禁止」という法規に違反する行為でもあるようです。
(※車列の横をバイクなどの二輪車がすり抜ける行為は違法とされない。ただし、路側帯走行は違法であるし、車列の先頭に進み停止線を越えた場合は信号無視にあたる。)
我が子を亡くした悲しみは想像を絶するものがありまことにお気の毒ですが、だからこそ幼いわが子を危険にさらす行為をした母親にも、もう少し配慮がほしかった思いが過ぎります。
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コメント
逮捕は行きすぎではないか?
被害の大きい方が、被害者である?とは、心情的には理解できますが、公明正大な判断をお願いしたいところです。
投稿: もうぞう | 2016年5月 7日 19:05
もうぞうさんへ
わたしも「逮捕」の記事を見て、少し違和感を覚えました。
投稿: 玉井人ひろた | 2016年5月 7日 19:46