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2017年3月15日

消えた(削除された)文言

平成29年3月11日(土)に開催された「東日本大震災六周年追悼式」における安倍総理の式辞の内容から、今回初めて「原発事故」の言葉と、除染や原発に関する言葉が完全に消えました。

全国紙やテレビでもそのことは、ほとんど話題になっていません(?)が、福島県内の新聞や、県知事コメントでも重要な問題として取り上げられています。

先日、事故を起していないまま停止されている「東京電力福島第2原発」について、内堀福島県知事から直接に「廃炉の決断」を総理から行うことを要請しましたが、「その判断は、地元の話しをよく聞き東京電力がすべきこと」と言う答弁に終始しました。

福島県議会は「廃炉」を決議しています。ただ、市町村議会はではまだ、その決議に至っていないところが存在するのも事実で、県民としても複雑な感情ではあります。

福島県内の米は放射線量の全量検査が行われていますが、その経費に年間60億円がかかっていて、国からの援助で賄われています。
しかし、その援助予算がいつ打ち切られるかわからない情勢だというのです。

来年度、どんな新しい態度を国は示すのでしょうか?何だか大きく変化するようで不安が募ります。

>平成29年3月11日(土)の「東日本大震災六周年追悼式」における安倍総理の式辞 全文

 本日ここに、文仁親王同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「東日本大震災 六周年追悼式」を挙行するに当たり、政府を代表して謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から6年の歳月が流れました。

 最愛の御家族や御親族、御友人を失われた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。ここに改めて、衷心より哀悼の意を捧げます。また、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。

 被災地に足を運ぶ度、震災から6年を経て、復興は着実に進展していることを実感します。
インフラの復旧がほぼ終了し、住まいの再建や産業・生業の再生も一歩ずつ進展するとともに、福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、復興は新たな段階に入りつつあることを感じます。
しかしながら、今なお12万人の方が避難され、不自由な生活を送られています。

 被災者の方々お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、今後とも心と身体のケアや新たな地域社会の形成など、復興の進展に応じた切れ目のない支援に力を注ぎ、更に復興を加速してまいります。

 同時に、震災による大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を、常に顧みながら、英知を結集して、防災対策を不断に見直してまいります。
政府一丸となって、災害に強い、強靭な国づくりを進めていくことを、改めてここに固くお誓いいたします。

 震災の発生以来、地元の方々の御努力を始め関係する全ての方々の大変な御尽力に支えられながら復興が進んでまいりました。
日本各地のみならず、本日ここに御列席の世界各国・各地域の皆様からも、多くの温かく心強い御支援を頂きました。改めて、心より感謝と敬意を表したいと思います。

 東日本大震災の教訓と我が国が有する防災の知見や技術を世界の皆様に役立てていただくことは我々の責務であり、今後、防災分野における国際貢献を一層強力に進めてまいります。

 我が国は、幾度となく国難と言えるような災害に見舞われてきましたが、その度に勇気と希望をもって乗り越えてまいりました。
今を生きる私たちも、先人たちに倣い、手を携えて前を向いて歩んでまいります。

 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、御遺族の皆様の御平安を心から祈念し、私の式辞といたします。

平成29年3月11日
内閣総理大臣 安 倍 晋 三

(※文は、総理大臣官邸ホームページで公開されているものを参照資料として転載)
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0311sikiji.html

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コメント

中央でも首相式辞になかったことはわずかですが触れているところはあります。
だけど森友スキャンダルにかき消され状態が続いています。
頑張っているのは小泉純一郎だけ。

投稿: ましま | 2017年3月15日 21:16

ましまさんへpencil

原発問題は(沖縄問題も含め)もう“飽きられた”ニュースなのかもしれませんね

投稿: 玉井人ひろた | 2017年3月16日 08:58

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