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2017年4月 8日

新聞統制

新聞統制(しんぶんとうせい)は、新聞社の統合及び新聞の統制団体設置を目的として策定され、内務省そして新聞統制団体『日本新聞会』と内閣情報局を中心として昭和13年(1938)より始まり昭和17年(1942)末に完成した、国家の言語統制作戦の一つです。

いわゆる、一つの県には一つの地元新聞社だけに統一して国の政策に反対するメディアを監視しやすくするという「一県一紙制度」のことです。

この政策の国の表向きの理由は『新聞社の統合によって紙・インクなどの物資と人的資源の節減するため。』としていたようです。

なぜなら、強制統合させる法律が無かったからだそうです。

ただし、勧告へ従わない新聞社には、新聞用紙の供給差し止めなど多くの、執拗な無言の脅しがあったそうで全国の地元紙は1社に統一されたようです。

その政府の圧力にも関わらず、複数の地元紙が存続した例外の県は無かったのか?というと、ちゃんと存在しています。

その一つが福島県です。
ですから、福島県には戦前から存在する地元新聞社が‘2社’存在しています。

  • 福島民報(小針財閥資本での発足)
  • 福島民友(自由民権運動家の河野広中らが発足)

削減の対象となり従わなかったのは「福島民友」のほうで、その軍政からの弾圧や嫌がらせは凄まじかったと記録されています。

不思議なのは、この「一県一紙」が現在までほぼそのままの形態のまま維持されていることでしょう。

つまり、言い換えれば現在でも政府は言語統制をやろうと思えばやりやすい環境が在るということです。

そんなことにはならないと信じていますが・・・ちょっと不安

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コメント

2紙互角で頑張っているのが福島と沖縄ですね。購読はできないけどエールを送ってます。

投稿: ましま | 2017年4月 8日 21:02

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて聞きましたね。

投稿: H.K | 2017年4月 8日 21:19

では新聞統制は今でもされているのでしょうか?
そう言えば地元紙は1紙ですね。

投稿: 浜辺の月 | 2017年4月 9日 00:28

ましまさんへpencil

民友は読売系の支援で今も頑張っています(民報は毎日系)


H.Kさんへpencil

知らないことですよね


浜辺の月さんへpencil

戦後のなっても新たに新聞社が作られないほどの統制(弾圧)だったということでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2017年4月 9日 09:14

福島の二紙体制は、知っていましたが、他は沖縄県だけとは?
でもま~中央紙と言われる大手新聞もありますからね。

投稿: もうぞう | 2017年4月10日 18:03

もうぞうさんへpencil

私は地元紙か読まないせいでしょうか、最近の中央紙は「?」です

投稿: 玉井人ひろた | 2017年4月11日 08:07

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