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2017年4月 5日

農作業死亡事故 と親心

福島県内で発生した農作業中の死亡事故件数が、2006(平成18)~15年の10年間で153件となったことが県の調査で分かったのですが・・・

なんとこの153件と言うのは、全国平均の約2倍になるんだそうです。

その亡くなった人の約90%が65歳以上の高齢者で占められていることから、県等の要因分析は次のようになりました

  • 農業の担い手不足が年々深刻になる中、震災と原発事故が農業離れの追い打ちとなり本県農業が高齢者に頼らざるを得ない現状が要因。

確かに、この分析は間違ってはいないと思いますが、私から言わせれば農家経験が無いお役人の分析にも見えてしまいます。

現在の県内の農家のほとんどが兼業農家、つまり息子が居ても勤め人で休日しか本格的な農業はやれないのが一般的です。

ですから、家にいる父親としては、務め仕事で疲れている「息子の負担を減らそう」という親心から、農作業を行うのが普通です。
さらに、特に60代、70代というのはまだ体は動くし、機械作業には最も慣れている年代のために無理をしたり、油断をする傾向が強くなります。

そして起る事故です。

死亡はないですが、私の隣近所でも重大事故は今までに何度も起こっていますが、すべてこの“親心の作業”中のものです。

県は「事故防止キャンペーン」などの対策を考えているようですが、現場との温度差があるためほとんど効果は期待できない気がしています。

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コメント

農作業事故というのは初めて知りましたが、農業機械によるものが主なんでしょうか。農薬とか熱中症なども入るのでしょうか

投稿: ましま | 2017年4月 6日 21:06

ましまさんへpencil

ほぼ100%が農業機械(主にトラクター運転中の横転)です。

投稿: 玉井人ひろた | 2017年4月 6日 21:22

トラクターや高所作業車など、畑の不安定な地面での使用になりますから、どうしても横転したりすることがありがちになります。
特に高齢者は注意が必要でしょうね。

投稿: もうぞう | 2017年4月 7日 19:21

もうぞうさんへpencil

農業機械は、一年中使うことは無く、古い機械でも大事に使うとなんでもなく使用できるのですが、古いのは安全装備が無いので危険なのです。

投稿: 玉井人ひろた | 2017年4月 7日 19:44

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