« 帰還困難区域の山火事で県は二つの火消 | トップページ | 日の丸= 日章旗 ≒ 旭日旗=The risingu sun flag »

2017年5月 7日 (日)

‘和紙’で作られた‘鯉のぼり’

5月5日にアップした記事「皐月の初の馬の日」に頂いたコメントで、「紙製の鯉のぼり」について「あれ?」という思いに駆られたのが在りまして、さらに詳しい内容をアップしたいと思います。

私の地域では昭和40年代ごろまで、鯉のぼりの生地には2種類が定番でした。

  • 和紙の生地』・・・色も悪く、紙なので雨や風にもとても弱い。しかし、とても安価なので求めやすく、ほとんどの家ではこれを買い求めるのが常識だった。
     
  • 木綿の生地』・・・丈夫だが高額のため(金持ちじゃないと)なかなか買えなかった。ただし、雨に遭うと色落ちするので取り込まなければならない

我が家では、もちろん紙のだったのですが、実は私が生まれたときはわが家がひどく貧しかったため、母が実家の親(祖母)に「ミルクを買うから、鯉のぼりじゃなくお金にして」と願ったため鯉のぼりは無かったそうです。

我が家に鯉のぼりが上がったのは、私が物心が付いたころ、祖父が買ってきた(?)ものでした。

当然ながら紙でできたもので、大きさは3メートルくらいだったと思います。

色は薄茶色地に鯉の模様ですから古紙などで造られていたものだったのかもしれません。

そういうものですが、鯉のぼりが揚げられたときは、私も含め祖父や両親もとても喜んだ思い出があります。

ところが・・・

いかんせん紙でできていますから、夜に強い風が吹きだしたのに仕舞わなかったため、朝になったら鯉のぼりは破れ吹き飛び、縄には口の竹製の輪だけが残った状態になっていました。

覚えていませんが、祖父の落胆の表情は想像できる気がします。

現在のような雨にも風にも強いポリエステル製があったなら良かったのでしょうが、紙が常識のあの時代、皆が「紙だからしょうがない」とそれほど落胆はなかったのかもしれませんね。

祖父はそれから約3年後に亡くなりました。

|

« 帰還困難区域の山火事で県は二つの火消 | トップページ | 日の丸= 日章旗 ≒ 旭日旗=The risingu sun flag »

コメント

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
「和紙」と「木綿」の鯉のぼりの生地って、こんな違いがあるんですね。

投稿: H.K | 2017年5月 7日 (日) 21:10

H.Kさんへ

そうなんですよ

投稿: 玉井人ひろた | 2017年5月 7日 (日) 21:27

我が家にも鯉のぼりは縁がありません。
理由は

昭和大恐慌が終わったばかり
自由に泳ぐだけの空間がなかった
あるうちは大きな旧家など限られていた

などか、童謡は歌ってましたがなくても気になりませんでした。

投稿: ましま | 2017年5月 8日 (月) 06:20

ましまさんへ

我が家は農村の一軒家ですから、どこもかしこも高く鯉のぼりを揚げているのが羨ましかった気がします

投稿: 玉井人ひろた | 2017年5月 8日 (月) 07:53

私が子どもの頃、鯉のぼりのある家庭は、ほとんどありませんでした。
「和紙」も聞いたことがありません。
初めて我が家に来たのは、私の子ども(男児)が誕生してからです。
それも奥方の実家から送られるというのが、よくあるパターンでしたね。
しかしなかなか元気に泳ぐ場所がありませんでした。

投稿: もうぞう | 2017年5月 8日 (月) 18:11

もうぞうさんへ

非常に場所を取りますからね。街中では難しいことです。

投稿: 玉井人ひろた | 2017年5月 8日 (月) 21:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ‘和紙’で作られた‘鯉のぼり’:

« 帰還困難区域の山火事で県は二つの火消 | トップページ | 日の丸= 日章旗 ≒ 旭日旗=The risingu sun flag »