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2019年12月30日 (月)

中東とはどこをいう?

自衛隊の護衛艦と哨戒機の中東地域への派遣を政府が、国会での審議はを経なかったが閣議で決定したことについて、「シビリアンコントロールはきいている」と河野防衛大臣は記者会見で答えましたが、野党や法律の専門家からも「違憲である」という反発が沸き上がっています。

ただし、今現在海賊による被害が急増しタンカーの乗組員などの安全確保に頭を悩ませている石油元売り各社は、「石油連盟」の会長の月岡隆氏が代表して

ことし6月の日本関係の船舶への攻撃や9月のサウジアラビアの石油関連施設への攻撃など、中東情勢は依然予断を許さない。
今回の決定は中東地域における船舶の安全な航行に資するものと考えており、石油連盟として歓迎したい。
今後、政府と業界の間で緊密に連携が行われることを期待する」

と歓迎のコメントが出されました。

現実問題として、原発の稼働が止まっている日本にとって、安定した電力供給は石油を燃料とした火力発電に頼っていますので、もし石油の供給が止まった場合、産業は全て止まり日本経済はどん底になり、ちょうど石油供給が日米に止められて太平洋戦争に進むことになる昭和10年代になる可能性まで秘めています。

さて、今回も中東という言い方をしていますが、自衛隊が拠点とするのはアフリカのジプチ共和故国で、問題となっている海賊はほぼすべてアフリカのソマリア連邦共和国の貧しい漁民たちだといわれています。

ソマリアでは「貧しいから海賊になるんだ」として、たった一人で漁業などを指導する活動をしている日本人男性が居ますが、自衛隊が派遣されたことで命を狙われないことを祈りたいです。

自衛隊が活動するのは、オマーン湾・アラビア海・北東のアフリカ沖ということで、私がイメージする中東とは少し違う範囲に感じてしまうのです。

外務省での中東の国は↓のサイトで示されています
https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/mideast.html

中東にアフリカの国は入れないのが外務省の定義のようですが、他の省庁やマスコミはアフリカの国も入れたり、その時その時の都合によって変えられるようです。

それではやはり、わたしのような凡人にはなんだかわからなくなってしまいます。

大体、中東というのはイギリスから見た方角の地域であり、以前は「中近東」という言い方だった記憶があります。

すでにイギリスの植民地支配から脱したアジア諸国、そして日本から見たら「西アジア」というのが本来ではないでしょうかね。

日本の位置は「極東」と表現され、このままではアジアには ‘西が無い’ のと同じです。

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コメント

原油先物は低迷しており、産油国はその方に頭を悩ましています。

投稿: ましま | 2019年12月31日 (火) 14:42

ましまさんへ

原油しかない国家と、原油が無い国家、どちらも大変です

投稿: 玉井人ひろた | 2019年12月31日 (火) 16:53

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