一陽来復(いちようらいふく)
きょうは冬至、ということで1年で最も日が短いということになっています。
昔の人は、日が短くなり次の日から日が延びることを‘太陽が生まれ変わる日’ととらえ、古くから世界各地で、この冬至の祝祭が行われてきているようです。
中国、そして日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に太陽が再び力が甦ってくると捉え、『陰が極まり再び陽にかえる日』という意味の『一陽来復(いちようらいふく)」という言い方を使って、冬至を境に運が向いてくると考えられてきたそうです。
自然に根差した、とても面白い考え方だと思います。
一陽来復は賀詞にも使われますが、この意味からすれば、厳密に言えばそれは誤りですよね?
ちなみに、福島県の場合は、最も日(日の出~日の入りまで)が短いのは12月20日、つまり昨日だったようです。
ついでですが、
気象データでは、日の入りは今月の12月11日(日)からすでに遅くなり始めていて、日の出が早くなり始めるのは来年の1月10日(火)からになっています。
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