カテゴリー「雑学・考察」の345件の記事

2018年3月22日

「退職」と「辞職」の使い分け

元国税庁長官だった佐川 宣寿(さがわ のぶひさ)氏の記者会見で語った「このたび財務大臣に対し・・・(中略)・・・の責任を取り国税庁長官の職を‘辞し’、退職の願いを提出した結果、承認されました。」の言葉は、まだ記憶に新しいものです。

その経緯や要因はテレビでのべにすると何時間もやっていますが、この記者会見でのわたしの興味は全く違うところです。

佐川氏が使った退職と辞職って違いはなんでしょう?その違いはすごく解りやすい気もするのですがあらためて考えると気になるのでした。

広辞苑などではどちらも「職を辞めること」なのですが、突き詰めると大きな違いが存在しているようです。とくに、使う場面の違いです

「辞職」は・・・

  1. 自分の意思表明に使う
  2. 会社組織では組合に属さない会社側(課長以上)の者が使う
  3. 社員の不祥事や業績悪化の責任をとって会社のトップがやめるときに使う
  4. 役職は辞めるが、会社は辞めない場合に使う
  5. 辞表

「退職」は・・・

  1. リストラや定年など、自分の意思では無く規定や会社の都合で辞める(身を引く)場合に使う
  2. 組合に属する係長以下や平社員は上記に関係なく使うのが通例
  3. 退職届(退職願)

上記のことを佐川氏の言葉に照らし合わせると、長官と言う役職は「辞職」で、さらに省も辞めるので「退職」と使い分けたことになります。

当たり前と言えば当たり前ですが、さすがにキャリア官僚、そつがない言葉遣いです。

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2018年3月19日

あの世もお金がかかるらしい

春分の日というより、やはりこの時期は「春の彼岸」といったほうがしっくりきます。

18日は初夏のような暑さでしたが、きょうは寒くなり今夜は雪の予報になっています。寒の戻りと言うやつですが、それが過ぎたら一気に暖かくなることでしょう。

ところで彼岸とは、三途の川の対岸を意味する言葉でもありますね。

人は死後14日目(二七日)にこの三途の川の河原、歳の河原ともいうところに辿り着き彼岸を目指し川を渡るといわれます。

渡るやり方は三通り↓

  1. 「自力で泳ぐ」、
  2. 「浅瀬を歩いていく」(※蘇りにはこの浅瀬を戻るらしい)
  3. ※ “橋を渡る”

だったのですが、鎌倉時代?に橋が取り外されてしまい、その代わりに船が使われるようになり、しかも‘船賃’(一文銭を6枚=冥銭)を取るようになったそうです。

誰が考え出したのか知りませんが、人類が増えすぎてあの世も何かと物入りが多くなったのでしょうかね?

ところで、三途の川の川幅はどのくらいあると思いますか?

なんと「40由旬(ゆじゅん)」あるんだそうで、無理やりにメートル法に換算すると40由旬≒500km~600kmにもなるようです。

誰が行って、計って、戻ってきたのでしょうか?船賃の決算報告はあるのでしょうか?

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2018年2月11日

雪の捨て場所・置き場所

積雪が全国的に多い今年、除雪したはいいがその雪はどうするのが良いか?悪いか?というのはあまり報道されないものです。
わたしも、自宅敷地内の雪を道路に出すことは悪い事ぐらいは知っていますが、具体的にはよく解りませんので、この際いい機会なのでちょっと調べてみました。

①自宅の敷地内の雪を道路に出してはだめ。

  • 道路法43条に反する(通行の妨げ)
    違反すると『1年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する』
  • 道路交通法76条に反する(交通妨害)
    違反した場合『6ヶ月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する』

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2018年2月 4日

恵方巻きのルーツ

恵方巻きのルーツは関西、ということまでは知っていますが本当のころは分らないのが普通でしょう。

その由来についてはあちこちで記載が視られましたので、私なりにまとめてみました。

  • 最も古い文献としては戦国時代(1467-1576)に記述がある
  • 江戸時代~明治時代にかけての大阪の花街で商人や、芸子・遊女たちが節分に芸遊びをしながら商売繁盛を祈り、食べていたもので、一般には無かった習慣。
  • 大正時代初期からこの花街の習慣が一般化し始める
  • 昭和7年(1932)に現在のような形で大阪の町で一般化する。

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2018年1月14日

第45代

何かと話題が尽きないトランプ大統領は‘45代’アメリカ大統領です。そこで、この45代目に関して、日本の45代目の、天皇は?、総理大臣は?、はどうだったのかちょっと気になったのです。

第45代天皇・・・>

  • 聖武天皇
  • 国内に似は勢力争いの内戦が勃発し国政は混乱
  • 都(現在の奈良県)では伝染病が大流行
  • 聖武天皇は東大寺に「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」の巨大仏(奈良の大仏)を建立し、都(国)の災難を払しょくしようとした。

第45代総理大臣・・・>

  • 吉田 茂内閣総理大臣(官僚⇒自由党)
  • 終戦後初の総理で‘憲法9条の発案者’である44代の幣原総理から政権を受け次ぐが、まだGHQが管理する大混乱期の政権だった。

こうして見ると、45代というのは日本の歴史上では、大きな混乱と転換期が在ったことになります。

この因果を外国に当てはめるのは強引ですが、アメリカが45代目で混乱が生じているのは、「第45代」とはとんでもない大きな転換期となるキーナンバーなのでしょうか?

深読みすぎでしょう・・・

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2017年12月 4日

蕎麦じゃないのに‘焼きそば’とはこれいかに?

解ったような、わからないような食の問答を作ってみました。

問・・・「蕎麦じゃないのに『焼きそば』とは これいかに?」

答・・・「腐っていないのに、『豆腐』と言うがごとし」

質問サイトでは、蕎麦粉を使わないのに「焼きそば」という理由は

  • 焼きそばのソバは(小麦の)「中華そば」のことである。

という、明快で単純な答えが見受けられました。なるほどと、思わずうなずいてしまいました。

しかし、直ぐに「蕎麦じゃないのに『中華そば』とはこれいかに?」という疑問が出てしまいましたが、その答えはそれほど難しくないものでした。

まだ、日本に小麦が無かったころ、「麺=蕎麦」だったそうです。ですから小麦を材料とした麺も中華の「そば」と呼ぶようになったというのが、真相のようです。

ただ、国は材料が蕎麦粉じゃないものを「そば(蕎麦)」と言うのはまずいとして規制しようとしたらしいのです。
ですが結局は「昔から馴染んだ言い方」として変えられなかったそうです。

それでも、区別はするべきと言う考えは残り、業者では「蕎麦粉を使ったのは『○○蕎麦』」として、小麦粉を使ったのは『○○そば』」と、言うふうに原則として漢字とひらがなで区別しているんだそうです。

カップ焼きそばなどが‘ひらがな’になっている理由は、それだったんですね。

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2017年12月 2日

平成の“35年”?!

会議において、今上天皇陛下の退位(譲位)は平成31年の4月30日に決まったようですので、同年の5月1日からは新たな年号が使用されることになります。

さて、私は来月の1月(12月~2月)が自動車免許更新日になっています。

免許証を含め公文書の期日は「(西暦を使用せず)年号で記載する」という慣習(明治の「元号法」の踏襲)が日本には存在しています。

つまり、平成30年で免許更新のわたしの免許証の次回の更新日は5年後の“平成35年”という、その時には存在しない年号の年が期限として記載された免許証を受け取るということです。

これは、ある意味で実に面白いですね。新しい免許証の記載を確認するのが楽しみになってきました。

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2017年11月 7日

領収書・・? 領収証・・?

私が役員をやっている会の書類を作っていた時に「領収書」に対し二通りの書き方をしていることに気が付いたのです。

  1. 領収(りょうしゅうしょ
  2. 領収(りょうしゅうしょう

そして、普段の言い方でも上記の二通りを無意識に使っていたことにも気づき、ちょっとした驚きでした。
さらに、時によっては『受取り』とも言っている場合もあるわけです。

そうなると、どれが正しいのか?違いはあるのか?気になりだし調べました。

領収書
書類の目的が商品や金銭の受取りの事実を証明するものとして支払者に渡す書付。受け取り。領収証。
※国税庁の発行する「所得税の確定申告の手引き」には『領収書』とある

領収証
 領収書に同じ(広辞苑第五版及び大辞林には「領収証」では記載が無い
金銭の取引があった際に、受け取った側が受け取ったという事実を証明する証拠の書類。役所や金融機関での使用が多い。
※コクヨやヒサゴなど帳票メーカーの既成品は『領収証』を採用している。

証と書の違いの説明はこうだったのですが、使用され方から見ると同じとしか言えず、やはり解らないのです。

要するに、‘「領収書」は金銭の授受を証明する書類の総称で「領収証」はその中の一種’と、考えるほうが良いようですね。

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2017年10月20日

与党の「与」の字は・♪・・・? 「ゆ党」!?

“選挙たけなわ”ですが、議会の特に国会では「与党」とか「野党」とかの言葉がよく使われますが、なぜ?政権側を『与党』という言い方で、そうでない側を『野党』というのか、改めて問われて即答できるでしょうか。

野党というのはなんとなく想像がつくというか、解る気がしますが与党という言い方は「なんだろう?」じゃないでしょうか。

わたしが、そうでした。すると、こうでした↓

党』とは↓
 行政を担当する政党を指すことから、「行政府を与るあずかる)、または行政府に与するくみする)政党」であることに由来する。

 ※
明治期、帝国議会発足当初は吏党(りとう)=官吏側の政党と称した

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2017年10月15日

‘夏日’もある、そして‘冬日’もある

何だか急に寒くなって、先週にコタツ、そしてきょうはついにファンヒーターを出してしまいました(coldsweats01
ファンヒーターを出しながら「夏日はよく使うが‘冬日‘というのはあったっけ・・・」、フッと思ったのです。

気象庁の夏日とは↓

  • 夏 日 =‘1日の最高気温’が25℃以上で30℃未満の日
  • 真夏日=‘1日の最高気温’が30℃以上で35℃未満の日
  • 猛暑日=‘1日の最高気温’が35℃以上の日

それに対し、冬日とは↓

  • 冬 日 =‘一日の最気温’が℃未満の日
  • 真冬日=‘一日の最気温’が℃未満の日
    ※これ以上の言い方は無い

夏の気温に関してはよく知られているのに冬日の知名度が少ないのは、全国放送の拠点が東京なので、冬日の気温が少ないからなのでしょうかね。

それなら次に、気象庁は四季についても明確な月別区分を決められているのか?という思いに駆られたのです。

そしたら、あったのです。

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