カテゴリー「ことばの出会い」の126件の記事

2020年5月28日 (木)

世界と違う、日本国内の言い方

以前にも外国では通じない、または意味や使い方が違う日本国内の言い方、つまり「和製英語」というものを何度か取り上げました。

最近になってそれはかなり是正され、日本国内でも海外と同じくなってきたように思えます。

ただ、新たなのが増えてきて、結局減ってきていないのも現実です。

例えば、最近で気になるのが・・・

  1. インターネット。ネット
    海外>「オンライン」が常識
     
  2. ホームページ
    海外>ウェブサイト。サイト
     
  3. I T(IT産業とか)
    海外>「ICT」の言い方が主流になっている
     
  4. 新型コロナウイルス
    海外>「コビッド-19」が一般的

  5. リーマンショック
    海外>大恐慌
     
  6. メタボ(メタボリックシンドローム)
    海外>一般人は使わない知らない。近いのはビッグ

オンラインについては、安倍総理が国会答弁で使用してから、国内でも急に一般化していますね。

2番の「ICT」も萩生田文科大臣が国会で「これからの学校教育ではオンラインを利用するなどの『ICT化』は重要」と言う答弁から、一部で使われ始めました。

しかし、コビッド-19に関しては、字幕などの和訳は全て「コロナウイルス」となってしまっている現状、たぶん理由はあるのでしょうが、気になってしまいます。

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2020年5月 1日 (金)

現場医師の深い話

きょう、新型コロナウイルス患者も受け入れている病院のICU(集中治療室)を統括している医師から、とても深い言葉を耳にしました。

一字一句同じとはいかないですが、私の記憶に残ったその医師の言葉の内容はこうです。

できないこと の理由を探すより、今できること を探すのが我々の仕事だと思っています

つまり、「国の初動が遅くなったのはなぜだ」とか、「PCR検査が進まないのはなぜか」とか、「マスクが足りない。医療機器が足りない。スタッフが足りないのは誰が悪いのか」とか、そんなことを言っている場合じゃなく、目の前の患者をどうやって治療するかが私たちの仕事だということです。

ワイドショーや報道番組や報道を視てあーだこーだ言っている自分が、気恥ずかしくなりました。

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2020年3月13日 (金)

災害時には、必ず出てくる言葉

オンラインを検索すると、コロナウイルスに限らず災害のときに首長さんや著名人がメッセージとしてよく耳にするのが、「やまない雨は無い」また「明けない夜は無い」という言葉でしょう。

似たような言葉は古くから世界じゅうで有るようです。

文藝春秋から2004年に出版された倉嶋厚著『やまない雨はない』というベストセラー書もあるようです。

ただ、この言葉には異議ありですね。

これでは、まるで「雨=悪」です。

雨も降らなければ困る自然現象であり、片手落ちの言葉遣いだと思います。

どうせ言うなら↓

やまない雨はない。降らない雨もない。

これでしょう。これなら、腑に落ちます。

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2019年12月 4日 (水)

そもそも(抑 々)

今年の流行語大賞は「ワンチーム」になりましたが、テレビや報道のアナウンサーや出演者が男女問わず話始めるときにある言葉が必ず使われるようになりました。
あまりにも、多くの人に使われ、ちょっと異常なくらいです。

それは「そもそも・・・」という言葉です。

そもそも、私の記憶する限り、テレ朝の「羽鳥慎一・モーニングショー」の曜日別レギュラーの玉川徹さんが、この番組でコメントを始めるときの口癖が「そもそも・・・」で、この玉川徹さんの歯切れのいいコメントが評判になって、同番組では、玉川さんの口癖を冠にしたコーナー「そもそも総研」までできてしまったくらいです。

それで他のMCや出演者もその話し方につられるように「そもそも・・」という話し方になっていた気がします。

もし、報道界の流行語大賞が在れば、それはまちがいなく「そもそも」でしょう。

 

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2019年11月 8日 (金)

2019流行語大賞の候補

2019年の流行語体操候補の30が発表されましたね。

私が予想した「レオパレス難民」と、「ドラレコモンスター」は残念ながら、ノミネートからも外れてしまいました。

 「2019流行語大賞候補30」

  1. あな番(あなたの番です)
  2. 命を守る行動を
  3. おむすびころりんクレーター
  4. キャッシュレス/ポイント還元
  5. #KuToo
  6. 計画運休
  7. 軽減税率
  8. 後悔などあろうはずがありません
  9. サブスク(サブスクリプション)
  10. ジャッカル
  11. 上級国民
  12. スマイリングシンデレラ/しぶこ
  13. タピる
  14. ドラクエウォーク
  15. 翔んで埼玉
  16. 肉肉しい
  17. にわかファン
  18. パプリカ
  19. ハンディファン(携帯扇風機)
  20. ポエム/セクシー発言
  21. ホワイト国
  22. MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
  23. ○○ペイ
  24. 免許返納
  25. 闇営業
  26. 4年に一度じゃない。一生に一度だ。
  27. 令 和(新元号)
  28. れいわ新選組/れいわ旋風
  29. 笑わない男
  30. ONE TEAM(ワンチーム)

私的にはオレンジ色のした言葉が有力だと思いますが、なんといっても今年は新元号の「令和」が最強だと思います。

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2019年2月20日 (水)

池江 璃花子選手の あのコメントは

白血病が見つかったことを公表した水泳の池江 璃花子選手がSNSの中で語った文章↓

「・・・私は乗り越えられない試練は無いと思います・・・」

このことばは、新約聖書の中に出てくるものでキリスト教に関係なく僧侶などいろいろな人が使う有名な言葉ですから、知る人ぞ知るでしょう。

JIN-仁」という漫画で主人公がよく使ってたことでも有名になった言葉です。

新約聖書『コリントの信徒への手紙‘第一第10章13節’』

  • あなたがたの遭った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。
    (神は)あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

和訳は翻訳者によって少し変わりますが、ほぼ上記のようなもので、これが池江選手が心の支えとした言葉の素の文章であることには違いはありません。

これは、かつてキリスト信者を迫害していたパウロという人物が、イエスとの出会いによって劇的に人生を変えられたことを、現在のギリシャ南部のコリンティア県の「コリント(コリントス)」という都市に住むキリスト教信徒に送った手紙の一文だそうです。

池江選手、回復してほしいですね。

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2019年2月 7日 (木)

「抑 」 ← 読みは?

最近、報道番組を中心にテレビでやたら使われるようになった言葉があります。

そもそも・・・」という言葉で、漢字では辞書によって「抑抑」とか「抑々」とあることが多いですが、本来は「抑」一文字だけで「そもそも」と読むのがほんらいのようです。

いつのまにかわたしもよく使うようになってしまいました。便利な言葉です。

私の記憶する限りでは「そもそも」という言葉を話し始めるときの口癖に使う人物としてはテレビ朝日のコメンテーター「玉川 徹氏」だったと思います。

そのせいか、影響をもろにくらっているのがテレビ朝日アナウンサーの吉野真治アナ、事件の説明の際に「改めて言うなら」とか、「元々は」とか、「だいたいですね。」のかわりに全て「そもそも」を使うので、耳障りこの上ない。

これは当分拡大しそうで、古館アナの実況の時の口癖の「さぁ・・・」が一般的になったように私たちも慣れてしまうんでしょうが、今はまだ気になるわたしです。

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2019年1月23日 (水)

消えつつある言葉

時代劇、特に再放送をやっている作品には現在では使われ無くなった時代劇独特の江戸言葉が沢山出てきます。

それが顕著なのは、やはり水戸黄門シリーズです。

きょうのにもそう言う言葉が出ました。八兵衛さんと、旅籠の女中さんとの別れを助さんと格さんが面白がるシーンで出てきました。

「八が、‘きぬぎぬ’の別れだそうだ」

きぬぎぬ(衣衣・後朝)、なんて艶っぽい言葉を現代で使う人がいるでしょうか?

いないですよね。

わたしは使いませんし、そんな経験も無いです(

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2018年12月 7日 (金)

「有田みかん」を買って知った‘誤り’

冬と言えばミカンですよね。正確に言うと「温州みかん」のことですが、ミカンは柑橘系のくだものでは唯一「血圧」や「コレステロール・中性脂肪」の治療薬を飲んでいても悪影響を及ぼす成分が入っていないありがたい日本製の果物です。

猛暑の夏だった今年はミカンの甘味が強い、とくに和歌山のブランドとなっている「有田みかん」がうまいと言う話をテレビでやっていた気がしたので、近くの店でそれを選んで買いました。

そこで、「有田みかん」の箱にプリントされたアルファベットに気が付いたのです。箱には大きく「ARIDA」と言う記載、農協名には「JAあり」となっていました。

わたしは今まで「有田みかん」の「ありた=ARITA」だと思っていたので「なんだこれ?」と思って、妻に聞いたのですがやはり「TA」だと思っていたらしく「え!・・」と返答に困っていました。

帰宅してすぐに調べたところ、和歌山県の有田の読みは「ARIDA」が正しく、「ARITA」は間違った読みかただったことを知りました。

「有田」という地名は全国にあるようですが、「田=DA」と読むのは「広島県」、「福井県」、和歌山県」の3県、それに対し「有田焼(ARITAYAKI)」で有名な佐賀県を始め九州では全て「田=TA」になるようです。

和歌山県有田市と有田郡の方々がもし見ていたら「ごめんなさい」です。

ちなみに買ってきた「有田みかん」、甘くておいしかったです。

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2018年11月22日 (木)

けちくさい

友人の親父さんがいつも届けてくれる小冊子、今月のコラムに「けちくさい」に関連した内容のがありました。

それを読んで「今の若者は『けちくさい』という言葉の意味を知っているのだろうか?」と考えたのです。

大辞林にはその意味が↓のようにありました

  1. 金や物に対して、いかにもけちだ。
  2. あまりにもこせこせしている。心が狭い。
  3. どうしてもみすぼらしい。大した価値が無い。

たぶん現代では1番の意味だという人が多いのかもしれませんが、私の場合は「けちくさい料簡だ」とかいうように使うことが殆どですから、「けちくさい」の意味は2番もしくは3番の意味だと感じていますが、他の人はどうなんでしょうね?

それにしても、辞書に出てくる「こせこせ」や「りょうけん(料簡・了見)」のことばそのものが、最近耳にすることが無くなった気がしますが気のせいでしょうか。

若者に限らず中高年も年代の違う者と話す機会が減少した現代社会、その弊害が日本の言葉にも影響しているのかもしれません。

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