カテゴリー「ことばの出会い」の115件の記事

2018年5月26日

じて゛んしゃ(JIDENSYA)

落語家の桂歌丸さんは「自転車」を「じんしゃ」というふに、「で(DE)」を濁音に言うのを聞いて、俺と同じに言うんだと驚いたことが有ります。

歌丸さんは横浜市在住で、古典落語ですから江戸弁を主に使うので、東京の年配者は濁音なのか?と推測していましたが、解らずじまいでした。

そしたら、先日のトーク番組でゲストに出た俳優の「松原千恵子さん」が、やはり「じんしゃ」と、「で」を濁音で話すのを耳にしたのです。

松原さんは東京都調布の在住、つまり本当の東京の人です。やはり、東京では昔は「てん」じゃなく「でん」だったのか?とまたまた、歌丸さんのことを思い出しました。

ある人によれば、東京では早くから走り出した「電車」その「でんしゃ」の言い方が影響しているのではないか?というのですが、定かではありません。

幼い時、東京の漫才師が「ずんだ(ZUNDA)もち」と言っているの聞いて、「じんた(JINTA)もち(糂汰餅)」と言っていた私は・・「東京では訛るのか?」・・と驚いたのを思い出しました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年5月24日

ジェネレーションギャップ

暮らしの中で>

  1. 帳面
  2. 受話器
  3. コウモリ(傘)
  4. アベック
  5. 髪をすく
  6. つんつるてん

ファッション関係で>

  1. ジャンパー
  2. 襟巻
  3. コールテン
  4. チョッキ
  5. 衣紋掛け
  6. トレーナー
  7. チャック
  8. 背広
  9. 一張羅
  10. とっくり(セーター)
  11. ズック
  12. ラシャ刷毛
  13. 樟脳(しょうのう

上記の言葉が全部解る方は60代以上だそうです。

続きを読む "ジェネレーションギャップ"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年4月23日

・・・たしかに・・

20代、または30代の人たちがよく使う言葉で最近とても気になるというか、違和感と言うか、耳障りな言葉があります。

きょうも、それを使う現場に出くわしました。

きょうは歯の治療のためとある大学の附属歯科に行ったのですが、4月と言うことでしょうか、研修生らしき若いのが担当医の助手として付いていたのです。

最初から動きや、担当医の指示がスムーズに伝わらないのが、よく言えば初々しい、悪くいえば不安を誘うものでした。

それはともかく、治療中に疑問な点を聞いたりするのですが、担当医が丁寧に説明して納得したときの返事が↓

「・・確かに・・」

という言葉なのです。

当人は何とも思わないで使っているのでしょうが、一緒に聞くことになる私には「何を偉そうに返事している、先生はお友達か?」と感じてしまい、わたしは気になってしょうがない。

「確かに、その通りです(仰る通りです)」、または「はい、そうです」ならいいのですが、目上の者には失礼な言い方に感じてしまいます。

ただ、指導役の担当医は気になっていないようです(たぶん)

私の甥や姪夫婦も「たしかに」を頻繁に使うのですが、そのうちに、一般化するのでしょうがやはりわたしとしては違和感があるわけです。慣れるしかないか?

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2018年4月 7日

はなじぶん

故十三代目片岡仁左衛門さんが生前に出演したテレビのトーク番組「徹子の部屋」で、使った言葉がなんとも粋な感じに思えました。

それは、黒栁さんが「お住まいが嵐山なら、人が多くてにぎやかでしょう?」という問いかけに答えた言葉です。

花時分(はなjぶん)はにぎかですねぇ」

「花時分」、のことばに、耳慣れなかったのでしょう、MCの黒栁徹子さんでさえも「えっ!?」と一瞬戸惑った様子を見せたくらいです。

直ぐに意味は私も分かったのですが、漢字にすれば・・・あれかな?と思いを巡らし調べると、広辞苑には思った通りの漢字がありました。

意味もだいたい思った通りだったのですが、少しだけ差異がありました。

「時分」とは・・・
①とき。ころ。時期
②良い時期。適当な時期。好機。

私は①だけを考えましたが、本来はのような意味に使われるのが適切なんだと思いました。

「満開のころ」とか「花の盛りのころ」という言葉より、なんとも粋を感じさせる日本語です。
そしてなにより、そのことばを会話の中で自然に使う仁左衛門さんも粋です

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2017年10月27日

「謙虚」の「虚」とはいかに?

今年の流行語大賞の確率が高い、当時は民進党参議で現在は立憲民主党の「福山哲郎参議」が国会で使った「忖度」に対抗するがごとく(?)、選挙後の安倍政権はやたらと「謙虚・・・」を繰り返しています。

「謙虚」ということばを大辞林で調べたら↓

  • ひかえめでつつましやかなこと。
  • 自分の能力・地位などにおごることなく、素直な態度で人に接するさま。

と説明書きが有りました。

「謙虚」の「虚」とは、中国の老荘思想(老子と荘子を合わせた思想)では重要な漢字の1つで、心を「虚」の状態、つまり空っぽにすることによってこそ、人生の真実に到達することができるということだそうです。

つまり、現実的な利益を追い求めることをやめ、よけいなことは考えないという思想を表す文字のようです。

確かにいまはそうですが、安倍政権や自民党議員がしたり顔で言っている様子は「ひかえめな嘘(うそ)」にしか見えてこないわたしです。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2017年8月21日

憎しみをもって人は生まれてこないが・・・

アメリカではトランプ大統領が人種差別団体を擁護するかのような発言が国民の猛反発をかっています。

そして、その発言に対してのオバマ前大統領のツイートが反響を呼んでいます。オバマ前大統領が引用したのはアパルトヘイトと戦った南アフリカ共和国の政治家『ネルソン・マンデラ氏』の言葉を引用したツイートでした。

その引用は、マンデラ氏の自伝「自由への長い道」(Long Walk To Freedom)からです。

その内容とは>

 生まれたときから、肌の色や生い立ち、宗教を理由にして、他人を憎む人はいない。

憎しみは学ばなければ抱けないものだ。

そして、もし憎しみを学べるなら、愛することを教わることもできるはずだ。

愛は、その正反対の感情よりも、人の心により自然に生まれるものだから・

ネルソン・マンデラ氏の自伝の和訳より

もう、素晴らしいとしか言えない内容です。さすがに、アパルトヘイト制度を無くしノーベル平和賞を受賞した人物の言葉だと感動してしまいます。

続きを読む "憎しみをもって人は生まれてこないが・・・"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2017年6月12日

日本の雨

日本は雨が多い国です。それによって多くの恵みをいただき、多くの災害を被ってもきました。
住宅も、昔は夏の雨とその湿気対策が一番の課題でしたが、現在は冬の寒さ対策が主になっている気がします。

それだけに、雨を楽しむ風流な言葉が信じられないくらいあります。たぶん、ダントツで世界一でしょう。
そのかわり、あまりにも有り過ぎて日本人自身が知らない雨言葉も異常に多いです。

先日、地元紙のコラムにそれらのなかで珍しい言葉が載っていましたが、私の知っているのは一つ二つぐらいでした。

<朝刊記事に出ていたもの>

  1. 「桜雨[さくらあめ]」・・・花見の時季に降る雨
  2. 「緑雨[りょくう]」・・・初夏の青葉をつややかに見せる雨。
  3. 「白雨[はくう]」・・・夏の午後、地面をたたきつける雨
  4. 「栗花落[ついり・つゆり]」・・・梅雨の事
  5. 「卯の花腐し[うのくたし]」・・・ウノハナを腐らせるほどの長雨。梅雨。
  6. 「五月雨(さみだれ)」・・・梅雨と同じ意味になる。
  7. 「男梅雨」・・・晴天と激しい雨が繰り返すこと。
  8. 「女梅雨」・・・弱い雨がしとしと続くこと。

7番と8番については賛否・異論が起きそうですが、古の言葉として捉えればいいんじゃないでしょうかね(?)

地域によっても独特の言い方もありますし「ゲリラ豪雨」のように新たに作られたりと沢山あるところに、増える一方すね。

我が地域で「梅雨」を指す言葉と言うと、本来の意味からするとちょっと違いますが「にゅうばい(入梅)」というのが母などの高齢者を中心に一般的です。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2017年6月 4日

「貯金」と「預金」の違いは・・

タイトルのようなことを突然に問われたら、たぶんこう答えることが一般的でしょう

「預貯金と言うのだから、同じことじゃないの?」

↑ですよね。

そしたら、広辞苑には、その違いが記されていました。

貯金(ちょきん)』

  • 金銭をたくわえること。
  • 特に、ゆうびん局に金銭を預けること。
  • または、その金銭。

預金(よきん)』

  • 金銭を銀行などの金融機関に預けること。
  • また、金銭。当座預金、普通預金、定期預金などの別がある。

つまり、郵便局では「貯金」で、それ以外の金融機関では「預金」という違いのようです。

そう言われて確かめたら・・・郵便局の通帳の記載では‘貯金’、銀行の通帳では‘預金’という名称が記載されていました。

さて、JA(農協)の通帳を確認したら、JPと同じく「普通‘貯金’」となっていました。

JAとJPの共通点は、金融業だけをやっているわけでは無く、業務内容が多岐に渡っているということでしょう。
だから、同じ言い方なのですかね?

この違いの理由は、所轄する官庁の違いなのかもしれませんね。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2017年5月13日

竹酔日

タイトルの『竹酔日』とは、「ちくすいじつ」または「ちくすいにち」と読み、‘旧暦の5月13日’を指して言う言葉です。(今年は6月7日がその日に当たる

これは中国の俗説にある↓

  • この日は竹が酔っ払っていて植え替えられてもそのことに竹自身が気がつかない。

という意味から、竹の移植にはこの日が最適であることを言い表している言葉のようです。

かの有名な俳人の「松尾芭蕉」の一句

  • 「降らずとも 竹植うる日は蓑と笠」

この句の中に出てくる「竹植うる日」とは「竹酔日」のことで、「5月13日には天候に関わらず移植すべし」と言ったような句のようです。

移植しても直ぐに根付くのは、今頃はタケノコの季節でもあり、当然のような気がします。

竹はタケノコで食べられるし、竹細工の他に、葉などには喘息・去痰・肺炎の解熱・老人の不眠症などの薬効もあるらしく、近年は価値が見直されています。

セブンイレブンでつけてくれる割り箸は何年か前から「竹の割り箸」になりましたことはこのブログでも以前アップした気がしますが、竹林の手入れというのは面倒で荒れる一方です。

考える時が来ているのでしょうね。

そういえば、幼いころ「地震が来たら竹藪に逃げろ」とよく言われましたっけ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2017年5月 1日

金 正恩は‘クッキー’

アメリカのトランプ大統領がテレビ番組のインタビューで北朝鮮の最高指導者である「金 正恩(キム・ジョンウン)」について、MCに聞かれて答えて言った「“クッキー”」という表現を使ったことが、ちょっとした話題ですね。
(正確には「スモールクッキー」という言い方をしている)

クッキーは、アメリカでは一般的なお菓子ですが、別の意味があることを今回の事で知りました。

<クッキーを人物に対し蔑称とする場合の米語の意味>

  1. 奴(やつ)
  2. やっこさん
  3. かわいこちゃん
  4. 野郎(やろう)
  5. 兄ちゃん(にいちゃん・あんちゃん)

NHKは「奴」と和訳しましたが、本来はかなり小馬鹿にした意味が含まれているようですね。

こういう言葉づかいはアメリカですね。日本で総理大臣などがこんな言葉を使ったならマスメディアを中心に野党は大騒ぎでしょうね。

今回の事で知ったのですが、「オレオ・クッキー」という日本でもよく知られたものも、アメリカでは使い方によっては“白人のように振る舞う黒人”を指していう蔑称になるようです。

けっこう、アメリカの言葉にも危ない隠語があるんですね

ちなみに、日本などの東洋人に対する蔑称に、体型から発生した「ペンギン」という蔑称が存在するのは知っていました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧