カテゴリー「方言」の12件の記事

2015年3月 8日

公文書仕様の方言・・・『方部』

ふくしま県では、県そして各市町村、さらに県内の団体の公文書に“方言”が使用されています。
しかしながら、それが公文書でも使用されるように県民は‘それ’を福島の方言と思っている人はほぼゼロです。

その言葉とは『方部(ほうぶ)』という言葉です。意味は「地区・方面・地域」となります。

たぶん、このブログを読んだ福島県民は「それって、方言なの?!」と驚愕するはずでしょう。私もそれを初めて知ったのは昨年のことで、それまで共通語だと思って疑わずにいました。

それほど、福島県内では共通語という認識強く、それも改まった公的な言葉だと信じられているからです。

↓は、県内の公式ホームページのサイトのURLです。

クリックしてアクセスすれば、そこに公用語として普通に使用されていることが、解ると思います。

わたしも、普通に「会津方部」、「いわき方部」、「二本松方部」等と昔から普通に使用していますが、福島県以外の方からすればとても違和感のある言葉で「方部って、何?!」と思われるようですcoldsweats01

いつから、福島県内だけで使用されるようになっていったかは不明ですが、父母の年代の大先輩方も当たり前に使っていましたので、戦前よりもっと以前から使われているんだと思います。

ところで、ほんとうに福島県外では同じ使い方をしている都道府県はないのでしょうかね?

いまだ半信半疑の私です。

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2013年11月22日

あなたの地域は「絆創膏」を何と言いますか?

先日、テレビでこんな方言地域の話題が取り上げられていました。「絆創膏のことを貴方の地域では何と言いますか?」というものでした。

Photo_2

全国の主な呼称を分布図にしたものが左の図ですが、それによるとわたしの住む福島県は「カットバン」の範囲になっていました。

実際はと言うと、妻は「カットバン」と言いますが、私や母そして亡き父などは「絆創膏」と言っています。

地域によって違うものは多いですよね。

ところで、いまネット上で東京女子大が作ったサイトで、いくつかの質問に答えると、出身地が出て来るサイトが人気だそうです。

出身地鑑定 方言チャート」というサイトです
http://ssl.japanknowledge.jp/hougen/

私は直ぐにアクセスして、試してみましたところ・・・2度ほどやってみましたが福島県じゃなく「沖縄県」という判断が出ました。

100%鑑定が当るのではないようですが、それも人気の一因なのかもしれません。

その後、3度目=島根県、4度目=島根県、5度目=高知県、6度目=福島県となりまして、6度目で当りました。使うことは使うが、連発しないような言葉は「いいえ」と回答していくと、決め手となる方言に出くわすようになっているようです。

私の場合の決め手は「こまかにする」でした。

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2010年1月10日

「狭い」←何と読みますか?

わが地域では「狭い=せ」の言葉を話す時には「」という福島の方言になります
http://daiemura.cocolog-nifty.com/blog/
この言い方は北関東でもほぼ同じように言うようですが皆さんの地域ではどう言いますかねぇ

調べたところによりますと「狭い」という文字・言葉は、古来「せばい」と読み言っていたそうですから、「せばい=古い標準語」となるようです。
じゃ~この言い方は現在の標準語からは無くなってしまったかというと、それは違います。

狭める」という言い方にした場合は今でも「める」という言い方になります。
けして「める」という言い方にはなりませんよね

と、なるとです。

せまい」という言葉自体の方が本当は「訛った言葉(現代語訛り)」になるんじゃないでしょうかね?
強引かな?・・coldsweats01

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2007年6月12日

歯がおっかけた

「歯が追っかけた」・・・「それはお化けか夢か、恐ろしい」
そうではない。まったく違う意味である。

私の地域で「歯がおっかけた」と言ったら「歯が欠けてしまいました」の意味である。
こんなのはけっこうたくさんあるのだ。

たとえば、警察の検問などで聞かれることがあるだろう、こんな言葉
お酒、飲んでない

  • 運転手さんお酒なんか飲んでないでしょうね?」の意味である

ところがこの言葉をわが地域の言い方でまったく同じ言葉で
お酒、飲んでない」と言ったら意味はこうなる

  • お酒のほうも、遠慮しないでたくさん飲んでくださいね

検問でこんなことを言われたと勘違いするドライバーは無いが、まったく逆の意味にもなるのだ。

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2007年2月16日

吹きランプ

Img_1071 すごい吹雪でひどかった昨日玄関前の葉牡丹の鉢植えもこんな姿となった。

考えてみればこれが当たり前の季節である

タイトルの「吹きランプ」とは我が地域での「地吹雪」の様子をさす言葉であるが、どうしてこういうかは不明である

「吹き乱舞」・・・「吹き乱風」・・・・?
当たり前に使っているがなぜなのかは判らないで使っていた。Img_1070_1

白く横殴りの風雪がうなりをあげる「ひどいぞう、吹きランプになってる
これで外の様子のすごさがわかってしまう方言である。

「地域以外の人には何にも感じない言葉であるこういう言い方は各地にあるのだろう」
と、思いながら家族の言葉を聞きながら外を眺めた。

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2006年9月22日

告別式にまたもや参列

昨日のことだが知人の親がなくなり葬儀に参列した。今月3回目の参列になってしまった。

現在は告別式とか、葬儀、葬式とかここらでも言うようになったがもともとは「ザザンボ」と呼ぶのが我が地域の慣習である。

なぜそういうのか判らないまま、わたしも幼いころから大人たちが言っていたので自然に覚えてしまっていた
気になったので文献で見てみたらその由来は、私が幼いころに見た埋葬行列にあることが判った

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2006年6月 2日

方言の敬語

病院のリハビリルーム、あるお年寄りが治療を受けていた
若い先生が優しく丁寧にやさしく話しかけながら治療が行われていたが
お年よりはいまひとつ話にあわないようでしゃべらない。

けしてきげんや具合が悪いわけじゃないのだ

なんとなくだがそのわけがわかった気がした。ことばである
孫くらいの先生にやさしく話してもらっているが言葉は大先輩に話す言葉ではなく子どもへの話し方だ。
どの病院でいえることだからしょうがないのだが

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2006年5月 6日

蜂に噛まれた?????

大阪の局で製作して全国放送している番組を見ていて面白い言葉を見つけた。

大阪では、「蜂に刺された」ことを「蜂に噛まれた」と言うらしい。
スタジオのお客さんたちが「噛まれた」と言っているのを聞いて何も違和感もなく自然に聞き流したのを見てちょっとびっくりした

そういえばそんな動物や虫に関する動作の言葉には地域でほんとに違ってるので面白い

蚊に刺される」と言う言葉があるが、我が地域ではそう言わずに「蚊にくわれる」というのが普通である

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2006年4月12日

ごしなん様

方言とは大体において隣の県でも使われるものだがこの言葉は福島県だけのようだ!?

方言辞典で見たら同じ東北6県でも福島だけ、茨城、埼玉、栃木、新潟の隣接するところでも使用していないようなのだ

ごしなん様
これは私たちはよく言う言葉で「仲人」「媒酌人」のことを指すものだ。

漢字はでは多分「御指南様」となり、結婚式の諸々や新郎新婦の指南を頼むからだとは想像がつくのだが定かではない。でも結婚式の際に私たちは何気なく「ごしなん様」と昔から言っているのである

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2006年3月 4日

そんな言葉は使わない・・の?

わたしの甥が仕事仲間の先輩が「こわい、こわい」と仕事中言うのを聞いて「何が怖いんですか?何が恐ろしいんですか?」と尋ねたそうだ。

先輩は少し不機嫌に「おまえ郡山出身でわかんないのか?」と言われ甥は困惑してしまったそうだ。

こわい」とは福島弁で「疲れた、しんどい」と、言う意味である。つまり先輩は恐ろしいといっているんじゃなく「くたびれた、しんどいなあ、疲れたなあ」といっていたのだが甥は使っていなかったので意味がわからなかったのだ。

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