カテゴリー「医療と病院」の85件の記事

2016年12月20日

梅 毒

梅毒と言う病名は、太平洋戦争を前後まで日本に蔓延した厄介な性病と言うイメージです。実際に、戦地の日本軍軍医達は兵隊の梅毒感染予防に頭を痛めたことが、帰還した軍医の話しとして残っています。

ところが、19日の福島県発表によると、今年の12月11日までの全国の梅毒患者は‘4259人’で、昨年1年間の総患者数‘2697人’より‘1562人多く’、約1.5倍以上と、感染者が急増しというのです。

>国立感染症研究所発表
 2013年の梅毒患者数は、全国で1200人を超え、2014年は1671人、2015年は2968人。
都道府県別での患者数上位は、1位:東京、2位:大阪、3位:神奈川、4位:愛知、5位:埼玉の順位となっている。

その傾向で顕著なのが女性患者の急増で、全国の女性感染者は2010年~2015年までの5年間で5倍。
全体の患者数の半数を超える東京都では、20~24才の女性患者数が突出して増え続けている。(2013年=51人、2014年=87人、2015年=271人)

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2016年12月16日

一日8千歩+20分の早足

東京都長寿医療センター研究所の老化制御研究チーム副部長・運動科学研究室長の『青柳幸利(あおやぎゆきとし)氏による、「正しいウォーキングの歩数は8000歩で、それ以上では関節などに負荷がかかり逆効果」というようなことは、以前から知っていたことですが、それに関係する一日の歩数量ごとのもっと詳しい内容が、発表されていたのをテレビで知りました。

・4000歩以上+5分以上の早足
 >うつ病の予防になる

・5000歩 +7.5分以上の早足
 >認知症、心疾患、脳卒中の予防になる

・7000歩 +15分以上の早足
 >がんや骨粗しょう症の予防になる

・8000歩 +20分以上の早足
 >高血圧症、糖尿病などあらゆる疾病の予防になる

これは、下半身だけの運動で、体全体の改善になるという研究結果でもあるようです

さらに番組では、糖尿病がアルツハイマーや認知症の発症のリスクを高めることが確認されたことも説明されました。

つまり、認知症の予防には糖尿病にならないことが大事で、それには一日8000歩のウォーキングと、その中に20分の早足を入れると効果が高いというのです。

わたしの一日平均の歩数は4000~6000歩ぐらいなんですが、その歩数だとうつ病、認知症、心疾患、脳卒中の予防になるということでしょうか?

いや!早足はしていないので違うんでしょうね。

国会では、高齢者の医療負担を増やす法案が採決されましたし、これからは自己予防が肝心のようです。

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2016年12月 6日

AMR・・・・・薬剤耐性

1980年(昭和55年)ごろから、今までの抗菌薬(抗生物質)が効かない、薬剤耐性=「A M R 」(Antimicrobial resistance)を持つ細菌(耐性菌)が世界中で増え、免疫が弱っている人、高齢者や子供たちが病状を悪化させたり、亡くなったりすることが起り、今後も増加することが予測されて国際問題になっているというのです。

日本政府でも、この問題に対しタレントの宣伝大使を使って減らす運動を本格化しています↓
http://www.cas.go.jp/jp/houdou/161129amr.html

この耐性菌は、患者の何気ないことでも発生するんだそうです。

例えば・・・

  • 「この薬は必ず5日間、飲み切ってくださいね」と医師から指示された薬を、症状が軽くなったからといって途中で止めてしまった
  • 「1回2錠を飲んでください」などと指示された薬を、勝手に1回1錠に減らして服用した
  • 同じ(風邪などの)症状だからと、医師の診断を受けずに家族(他の人)に処方された薬剤を服用した
    (※、抗菌薬は、細菌感染症のためのもので、風邪などのウイルス感染症には直接の効果は無い

抗菌薬については、こうした自己判断で医師の指示に従わない使い方をすると新たな耐性菌が出現するリスクが高まるんだそうです。

いわば、“人間が作り出した凶悪細菌”が増えているということでしょうか?もしこの耐性菌に感染したら、効く薬品が無いのですから対処療法しかないわけです。

まことに恐ろしい話です。

しかしながら、

日本でも、数年前に抗生物質が効かない「多剤耐性結核菌(MDR-TB)」というのが増えている問題が一部のテレビで特集されましたし、このブログの記事もしました↓
http://iwasironokuni.cocolog-nifty.com/komiti/2007/02/post_52ef.html
が、その後はマスメディアはオリンピックやTPP問題に比べそれほど関心を持った報道はしていない気がします(?)

命の危機管理に直結する、いわば見えない敵と戦うこの問題、国としてマスメディアにアクションがあるのでしょうかね。

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2016年11月18日

風邪と肉

最近、「肉を食べることが健康に良い」とかいう事を耳にすること増えてきた気がします。

確かに、動物性たんぱく質は免疫力を上げることは確かなようです。風邪やインフルエンザが流行しつつある今、肉を多くとるようにすると、予防には良いようです。

ところが、注意したいことがあります。

肉は風邪をひく前なら良いのですが、ひいてしまってからは逆効果だということです。

理由は、消化があまり良くないので、風で弱った胃腸では栄養にならず、かえってダメージを与えてしまうからだそうです。
聞くところによると、正常な人で肉類は消化に4時間ももかかるようです。

風邪をひいてしまったら、消化時間が肉の半分の2時間ぐらいとなる炭水化物がいいようです。さらにそれを、お粥やうどんなどとして食べると効果は上がるようです。

以前も記しましたが「白米」は総合的な栄養をそなえ消化吸収が良い日本の主食です(玄米ご飯は栄養価は高いが消化吸収率が白米に比べると劣る)。

体のために、米のご飯を食べましょう。

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2016年9月18日

紹介状(診療情報提供書)・・・?

ちょっと前から、母のうわさ話で気になっていたことがありました。その内容は↓

「○○病院に、『紹介状の無い患者はお断り』と言われた」
「今年から○○病院は、紹介状が無いと診てもらえなくなった」

と言うものでしたが、「そんなはずはないだろう。何か、勘違いしたのだろう」と思っていました。
そしたら、何年か前に医療制度の改革があって、その制度による対応の一部だったことが判明しました。

  • 入院用のベッド数が200床以上の病院では、‘紹介状無しで受診した患者から特別料金(初診で5000円前後が多い)を徴収してもよい’ことになっった。

これは、大きな病院に患者が集中しやすく、そこの医師や看護師の異常な長時間労働が問題となり、それによって高度医療にも支障が出るようになったとして、軽い病気や小さなけがなどなるべく地元の開業医や、200床未満の小規模病院に患者の流れを分散させようという、厚生労働省の考えの制度のようです。

厚労省が推奨している「‘かかりつけ医’を決めておきましょう」というのも、それの一環ですね。

しかし、それは義務ではないし、「患者に負担はかけられない。患者が減る」というような小・中規模病院もあり、特別料金を加算している病院は、初診時で半数に満たなかったようです。

結局、大病院の患者集中は変らなかったようです。そこで、この制度が今年度から強化されたんだそうです。

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2016年8月13日

水の飲みすぎ

暑い夏、熱中症対策の一番はこまめな水分補給ですね。

これは水分補給によって熱中症の根本要因である「脱水症状」を防ぐのが目的ですが、大量に「」(または無糖茶など)ばかりを飲むというのは危険なんだそうです。

水を飲んで大量に汗をかき、大量の水分を補給しなければならない時に、‘水だけ’を飲んでしまった場合、体液中のナトリウム量、つまり塩分濃度だけがどんどん薄まってしまいます。

すると人間の体は、体液中の水分と塩分のバランスを正常に戻そうとして、少なくなった塩分より多い水分を汗や尿として体外に排出します。

さらに脳では、それ以上水分が入ってこないように「のどの渇き」という感覚を無くしてしまう働きが発生するんだそうです。

この症状を「自発的脱水」と呼ぶんだそうです。

そう言えば、汗だくなのに、だんだん水が要らなくなるという、その通りの経験をしたことがありました。

ですから塩分も補給しなければならないと言われるのですが、どうしても水だけになるばあいは、なるべく少量づつが良いようです。

こういうのも「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」というんですかね。

これが昔の先生が運動のときに言った「水を飲むな」の理由なのでしょうか?

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2016年5月 7日

原発事故による‘新たな期限問題’

福島県いわき市では原発事故が起きた翌年~翌々年にかけて、万が一高濃度の放射性物質が拡散した場合にと市内に住む40歳未満の住人を対象として「安定ヨウ素剤」を‘約50万錠’ほど配布しました。

その「安定ヨウ素剤」が3年間の‘使用期限’を迎えたこと、東京電力福島第一原子力発電所の事故収束が不透明な現状を踏まえ、改めて新しい錠剤を配布するにあたって今年1月から古い薬剤の回収を始めています。(※新たな配布年齢は40歳以上も対象となる

ところが回収が進まず、いわき市(いわき市の現在の人口: 34万9,016人)がこれまで回収できたのは、配布された‘約50万錠’中の内‘約7万錠’だけ、そのの回収率は‘14%’にと留まっているんだそうです。

期限が過ぎたのを使用すると副作用が起こる可能性もあり、市では困っているようですが、「無くした」とか、いろいろな理由で回収が進まないようです。

仮設住宅使用期限、法相打ち切り期限、など、「期限」がキーワードとなる新たな懸案が出てきてしまいました。

こう言う問題が、福島県内ではいつまで続くのでしょうか?いくつ出てくるのでしょうか?

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2016年4月 5日

USAがクシャミをすると日本はOO

NHKのBSでは毎日、世界各国のテレビ局の報道番組をそのまま放送する「ワールドニュース」というのをやっています。
日替わりで、世界各国のリアルタイムのニュースが視られるので、わたしは時々視ています。

きょうはアメリカのテレビ局のをやっていましたが、興味深いものがありました。

今、アメリカ国内では医薬品の価格が急騰しているというのです。その値上がり幅が驚きだったのです。
なんと・・・2倍~1.5倍だというのです。

その原因までは放送されませんでしたが、アメリカの低所得者層を中心に深刻な問題になっているようです。

アメリカは、病院での医療費は日本と比べてとんでもなく安い代わりに、その処方箋の薬代は日本のように保険がきかないので莫大な金額になることは知っていました。

オバマ大統領は、この対策として日本のように健康保険制度を成立しようとしましたが、議会や国民からの大反対で不成立になったことは知る人ぞ知るです。

それはともかく、その値上がりしている医薬品のつけが日本に回ってこないのでしょうか?

昔から、アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひくと言われるほど影響が大きい日本政府とアメリカの世情の関係です。

日本国内の医薬品への影響が無いことを祈りたいです。

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2016年4月 1日

知らなかった⇒輸血の常識

先月の記事でもちょっと触れた内容をアップしましたが、私の義兄が(悪性腫瘍の)手術を行いました。
その後再度の手術を経て、今は無事に退院ができて自宅療養になっています。

さて、現在の手術と言うのは術前・術後に担当医からリスクなどを含め非常に詳しい説明がなされます。義兄の時も最初の術前に私はその説明を聞きました。

そこで、今まで当たり前だと思ってきた考えが覆されたのです。

担当医>

「今回の手術で、出血が多くなる可能性があります。その場合は輸血させていただくことになりますのでご了承ください」

その説明を聞き、血液型が同じである義兄の兄妹、それにわたしも‘輸血’の覚悟をしたのは身内として当然でしょう。

ところが、次いで担当医から語られた説明で私を始め妻や義兄の家族らが唖然としたのです。

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2016年2月15日

インフルエンザが1週間で・・・

厚生労働省は15日、全国約5000の定点医療機関からに報告されたインフルエンザの患者は全国推計によりますと、2月1日~7日のたった1週間で約164万人に達したことが発表されました。

休校や学年閉鎖、学級閉鎖をした保育所や小中学校などは約6000校になったそうですが、このように流行が本格化したのは9年ぶりの遅さなんだそうです。

これを言い換えれば、例年だと収束する季節に大流行する可能性があるということになるのでしょうか?

そして、今年はあと何回、寒波や大雪が来るのでしょう。

これは悪くすると景気にも影響が出て来るとか?・・・まさか?・・いや?・・・?

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