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福島のシンボルとキャラクター

  • 福島県の木=ケヤキ
    県の花=ネモトシャクナゲ
    県の鳥=キビタキ

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福島県と南達弁について

 <福島県とは
 東北地方の最南部に位置する福島県の面積は、日本で最も広い北海道、2位の岩手県に次ぐ全国で番目に広い県(※4位=長野県、5位=新潟県)で、その面積は「3782.48k㎡」になり東京都6倍以上、京都府の約3倍大阪府7倍以上もの面積になります。

これを国家面積と比べるとクウェートの国の面積とほぼ同じであり、あの陸上界最速と言われたボルト選手が誕生したジャマイカ(10991k㎡)より広い面積になります。

 福島県の地形は太平洋側になる東から標高1000メートル級の「阿武隈高地」(あぶくまこうち。阿武隈山地)、中央には東北を縦断し2000メートル級の山が連なる日本最長の「奥羽山脈」、そして最西端にある新潟県との県境で日本アルプスの北東に位置し2000メートル級の山が連なる「越後山脈」、この3つの南北に縦断する山脈によって東西を縦割りにするように東の太平洋岸、中央の内陸部、さらに西の会津盆地というように大きくつの地方にハッキリ分断・区分されています。

そのため林業や山菜を始め、山のものからコメに野菜果物に海産物にも恵まれる県です。

そのためミカンが取れる温暖な地域から、2~3メートルもの積雪が有る豪雪地帯の両方を有するという気候風土に違いがあるとともに、元々5つの旧県(会津県、二本松県、福島県、岩城県、仙台県)が合併した県のため、住む人の気質の違い、言葉の違いが有るという特徴がかなりハッキリしている県になっています。

 <3地方とは

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  •  「浜通り地方(はまどおりちほう)」(県の東側)
    旧盤前県(いわきけん※前身は平県と言った)の地域(旧岩城国)、冬でも雪がほとんど降ららないし積もることもほとんど無い温暖なところで、太平洋沿いのため水産業が盛んな県の東側の地域である。
    特に、いわき市沖は黒潮(暖流)と親潮(寒流)が出会う「潮目の海」。その影響で海産物が豊富なことに加え、冬は温暖でミカンも栽培され、夏は涼しいという非常に過ごしやすい気候となっている。
     
  •  「中通り地方(なかどおりちほう)」(県の中央)
    旧福島県と旧二本松県にあたる地域(旧岩代国)、白河盆地・須賀川盆地・本宮盆地・福島盆地などが、南から北に流れる阿武隈川沿いの地域で、桜が北から咲き始めるという日本で唯一‘桜前線が南下’するところで県の中央部になる。(旧岩代国)
    これは南部の方が標高が高く、北に行くほど低くなるからである。
    東西の阿武隈高地・奥羽山脈に挟まれるため、冬は底冷えするほど寒いのに、夏の暑さも日本で最も高いところという内陸特有の気候になる
     
  •  「会津地方(あいずちほう)」(県の西側)
    旧若松県の地域(旧岩代国)で、奥羽山脈と越後山脈の中で新潟の県境の奥会津や山形の県境の喜多方などの豪雪地帯も有した地域であり、そして猪苗代湖を有し、豊富な水源と広大で平らな会津盆地を中心とする米どころで県の西側に位置する
    他県の人の多くが喜多方ラーメンなど「福島県=会津」のイメージされるように、福島県では最も知名度の高い地域でもある

この3つの地域で、それらは南北に高山が連なる阿武隈山脈と奥羽山脈の険しい二つの山脈できっちりと縦に分けられ、気候はもとより文化形態や言葉もかなりの違いを見せ、元は別々の県だったせいか同じ県内でも言葉が通じない場合も少なくないです。

さらに会津の南端で尾瀬国立公園を有する「桧枝岐村(ひのえまたむら)」には違う文化形態が有り、言葉も福島県内のどこにも類似しないアクセントと話し方をする少し特殊な地域をも存在します。

私にはどちらかと言うと標準語に近く聞こえるが、専門家などの話だと京都言葉が感じられるそうで、平氏と同じ「蝶」の家紋をもつ「平さん」とか「平野さんなどの、平家に纏わる苗字が多く、平家の隠れ里と言われています。

 <南達弁とは

福島弁は方言の分類上は山形・宮城と同じ「南奥羽方言」(茨城・栃木の東関東方言に近い)になるようですが、ここで紹介する私が話す「南達弁(なんたつべん)」は、福島県の「中通り地方」の「南達」という地域で主に使われる方言です。

現在は合併が進み二本松市、本宮市、安達郡大玉村に改編し、安達郡は大玉村が唯一にはなっていますが、この旧安達郡である3市村全域を指して昔から「安達地方」といいます。
今でもこの行政区の共同体の名義は「安達地方行政」という名称を使っています。

その中で‘安達郡の南部’地域に位置する、現在は本宮市(旧安達郡本宮町と旧安達郡白沢村)と、そして唯一の安達郡のままの大玉村の地域のことを総称して「南達」(なんたつ)という呼び方を昔からしており、現在もその名称は公的な組織名に使用されています。

この本宮市、大玉村、そして隣接する二本松市と郡山市の北部辺り、江戸時代には「二本松藩」でもあったこの地域で主に共通で使われる方言を称して「南達弁」とこのブログの管理者が表したもので、正式な名称ではありません。

最後に

このサイトにある方言の語源については、「茨城方言大辞典/INDX」という昭和35~45年ごろによく使われていた茨城弁を集めたサイトを参考にさせていただいていますが、そこで知ったことは旧茨城弁とわが地域の方言があまりにも同じのが多く共通していたことでした。

私たちのことばは東京の人から言わせれば栃木や群馬などの北関東地方方言と同じく‘アクセントが無い言い方’と聞こえるらしいです。

それと、隣接する郡山市では明治初期に九州の福岡県久留米市などからの移住者が多数(約1000人)入った歴史があり、九州と共通する言葉があったりアクセントも似ているらしいです。

それらのことも思いめぐらしながら、読んでもらえたら面白いかもしれません。

これからも、気が付いたり思い出したものや近所の高齢者の言葉の端々に出てくる、最近は使わなくなった方言などを追加更新していきたいと思います。

また、近隣の方でお気づきの点がありましたら、アドバイスなどもお寄せいただくと助かります。

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コメント

【ご参考】

東北弁単語 = インド語単語 (← これで Google 検索 or 私の url)

です。興味がある方は、真偽をご自分で確認して下さい。

(私は、言い出しっぺなので、100% 正しいと思う。)

八丈方言も、そうでした。

私は、福島弁は未だ確認していません。余裕があるならば、やってみて下さい。

コメントをありがとうございます。

じっくりとサイトを拝見させていただきました。ただ、申し訳ありませんが、わたしにはよく解りませんでした。

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鳩摩羅童子さんへ

コメントをありがとうございます。

じっくりとサイトを拝見させていただきました。ただ、申し訳ありませんが、わたしにはよく解りませんでした。

久し振りに方言辞典のぞいたら、ナンカ増えてるみたい。
福島弁は、どことなくユーモアがあって思わずクスッと笑ってしまうものもあり、読むだけで楽しいです。

>かあさんへ

複数の方言の組み合わせでの言葉の変化も追加していますので、さらに増えそうです

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