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2005.08.14

激労の夏

働くわが身 痛むひざ 痛む脳髄

真上に伸ばせない両腕 力の入らぬ腰

それらを平手打ちして「動け、もう少し動け」と檄を飛ばす

ボーとなりかける頭に暑さと湿度がのしかかる

いつの間にか亡き父を呼んでいた

「とうちゃん、とうちゃん俺はこれで良いのかい、なあとうちゃん」

とめどなく汗が流れ落ちていく夏の仕事

認められない仕事量 からからに渇いた心身

「とうちゃん、この仕事でいいのかい、とうちゃん」

答えないことはわかっているが口にだしたくなる、愚痴一つ二つ三つ

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