真昼の公園
誰もいない公園に白いものが見える
フワフワと動くその姿
目を凝らし見てみるとどこからか飛んできた袋だ
コンビニの袋だろうか、何かにひっかかっているようだ
何かおいしいものでも入っていたのだろうか
用済みの袋
だあ~れもいない公園と、中身のない袋
ぽかんと時々空洞ができる私の心のよう
公園の真ん中で「焚き火をしたい」
「芋なんかを焼いてみようか」という
不思議な衝動に駆られてしまう、
真昼の公園だった
誰もいない公園に白いものが見える
フワフワと動くその姿
目を凝らし見てみるとどこからか飛んできた袋だ
コンビニの袋だろうか、何かにひっかかっているようだ
何かおいしいものでも入っていたのだろうか
用済みの袋
だあ~れもいない公園と、中身のない袋
ぽかんと時々空洞ができる私の心のよう
公園の真ん中で「焚き火をしたい」
「芋なんかを焼いてみようか」という
不思議な衝動に駆られてしまう、
真昼の公園だった
時計が戻ってきました
ぜんまいを巻き、振り子で動く古い時計です
修理と、分解掃除が終わって帰ってきました
なにか、自分の時間が帰ってきたようです
まるで、古い時間が
戻ってきたかのようです
いっしょに歩こう
手をつないで歩こう
足を高く上げて歩こう
いっしょに歩こう
遠くの青空を見上げて
微笑みながら歩こう
時々、変な声を上げたりして
テックン、テックン、テックンと
ずうと、ずうと、ず~と歩いていこう
いっしょに
「おぅ、来たぞ!」、いつもの言葉だ
年、3回の墓参でこの言葉を掛けるのが習慣になってしまった
返事はもらえるはずの無い、亡き親友のおまえに
それでも声を掛ける墓の前、「おぅ、来たぞ!」
花を手向け、線香をあげ手を合わす
そして帰りに、またいつもの言葉
「また来るからな、また来るから」
何度来ても、返事は無い。
いつ来ても、お前は21歳のままで・・・
おれは年取るばかり
今年のお盆もまた同じ言葉を繰り返す
「おぅ来たぞ」、「また来るから」
一度くらいは、返事がほしい
涙が・・・突然出てくるときがあるから、
一度くらい
子供のころ雨が降ると心がウキウキしてうれしかった
今は、晴れの日が楽しい
なぜうれしいのか、どうして楽しいのか
それがどうしてなのかよく判らなかったあのころ
変わってしまった今でも同じことがある
その不思議な感覚が判らないことだ
今もおれは、おれなのに
また雨が降り、虹が出て青空
太陽と月が並んだ空に風がどこからかいい香りを
運んできた
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