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2006年8月31日

真昼の公園

誰もいない公園に白いものが見える

フワフワと動くその姿

目を凝らし見てみるとどこからか飛んできた袋だ

コンビニの袋だろうか、何かにひっかかっているようだ

何かおいしいものでも入っていたのだろうか

用済みの袋

だあ~れもいない公園と、中身のない袋

ぽかんと時々空洞ができる私の心のよう

公園の真ん中で「焚き火をしたい」

「芋なんかを焼いてみようか」という

不思議な衝動に駆られてしまう、

真昼の公園だった

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