いつもの言葉
「おぅ、来たぞ!」、いつもの言葉だ
年、3回の墓参でこの言葉を掛けるのが習慣になってしまった
返事はもらえるはずの無い、亡き親友のおまえに
それでも声を掛ける墓の前、「おぅ、来たぞ!」
花を手向け、線香をあげ手を合わす
そして帰りに、またいつもの言葉
「また来るからな、また来るから」
何度来ても、返事は無い。
いつ来ても、お前は21歳のままで・・・
おれは年取るばかり
今年のお盆もまた同じ言葉を繰り返す
「おぅ来たぞ」、「また来るから」
一度くらいは、返事がほしい
涙が・・・突然出てくるときがあるから、
一度くらい
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コメント
TB有難うございました。時間のある時は時折玉井人さんの詩、拝見していました。平易の言葉で気持ちが良く出ていると思いました。このたびの、「いつもの言葉」は特に私のブログの内容とダブる為涙なしには読めませんでした。21歳で亡くなられた親友の為に今なお墓参を欠かさないなんて自分本位の人が多い世に信じられません。そういう私だって忙しく友人の墓参にはなかなか行けませんから・・・・・
玉井人さんの私の本箱の「千の風になって」は、私も昨年の今頃記事にしました。「私のお墓の前で泣かないで下さい」はとても癒されました。弟は風になっているんだと・・・・私は霊魂の存在を信じていませんが気持ちはよくわかりますから。そして気持ちが救われるならそう思うことにしようと・・・弟が亡くなって7年経ち、ようやくブログに公開するまでに癒えてきたところです。このたびは本当に有難うございました。
投稿: ミッチ | 2006年8月23日 (水) 22:18
)ミッチさん
そんないい言葉をいただき感激です。
このブログは、わたしの本来の目的でもあり何十年か前から書き溜めたのと今のとを公開しようと始めましたがなかなか時間が無くてとまっているしだいです
実はここにコメントをもらったのは初めてなのです
ミッチさんが「第1号」ですのでご記憶くださいませ
ありがとうございました
投稿: 玉井人 | 2006年8月23日 (水) 22:45