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2007/03/16

古城の歩き道

古(いにしえ)の武士(もののふ)の歩き道

静寂の木々たちが並び立ち、何を語るのか

古城の石垣の基の一角で、ふっ!と風が止まった気がした

武士たちの御霊がまだ主君を、城を守っているのだろうか?

天守閣跡から見渡せる旧城下の屋根の波、城を目指す古道

この場所はなんと広く見渡せることか

なんとと遠くの山並みまで見えることか

名峰「安達太良山」が同じ高さに迫ってくる

この360度全視界に敵軍の迫りくる様子を見たら、

自害する覚悟を決めた「丹羽氏」はごく自然だろう

切腹し、自分の内蔵を扇子の上に乗せ果てた姿、

「腹の中の思いを察してくれ」といっているかのよう

すさまじい思いと最後である

その本音は、今立ち並ぶ古い松ノ木たちしかわからない。

残されて朽ち果てた石垣の一部の大石しか知らない

そんなことを思いながらここを歩く人は何人いることだろう

わたしは、歩く、歩く、歩く、歩く、歩く、

ハーハー言いながら急な坂を上る、下る

「今は平和ですよ、今は穏やかですよ」と、言いながら

「楓、松、アオキ、巨ケヤキ、みな綺麗ですよ」と言いながら

冬は寒い、夏は暑い、これは今も昔も同じ、同じなのである

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