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2011年9月26日

曇りの日は

快晴の日の青空を見上げると

「どこに放射能汚染があるのだろう?」

と、思う

だけど、どんよりとした曇りの空を見ると

「やっぱり、放射性物質に覆われているのか?」

と、思ってしまう

コオロギはいつものように鳴きだした秋

色づいた柿の実も去年と同じ柿色

「何か放射線の影響があるのだろうか?」

と、思う

1個実を手に取って食べてみた、渋くないが不味い

ペッと吐き出す

「放射線が味を、出来を変えたのか?」

という思いが浮かび過ぎる

思いはシーソーのように ギッコン バッタン

毎日がやるせない、

季節は巡る、来る 

いつもと同じ秋色の季節が巡り来ている

そして、冬が来て雪が降って

3・11の今年が終わっていく

それは、いつもと同じ季節の巡り

今年が過去になるように、すべての被災が過去になる

放射性物質だけを残して、すべて過去になっていく

来年も健やかに暮らしたい

祈り

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