転がる時間
サツキの花が咲き終わり、萎んだ花が転げ落ちた
コロコロと、まるで毎日の時が転げ落ちるように
いつから、こんなに時の流れが速くなったろう?
雨が降り、止んだと思ったらもう二日、三日が過ぎている
月曜の朝を迎えたと思ったら、明日は日曜だったりする
時がボロボロ、コロコロ、と落ちていくようだ
朝起きて、仏壇に向かい
きのうの無事を感謝し
きょうの無事をまた願い祈る
祈り終り、一日が始まったと思うともう夕方になり
朝を迎える、そしてまた同じ場所で手を合わせる
ちょっとだけ、時の流れに抗ってみるかのように
ゆっくりと、手を合わせてみたりする
時が転げ落ちないように、落ちていかないように
(菜花草人 作)
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コメント
今晩は♪
菜花草人”はペンネームなんですねv
田舎の家=じいじの実家へ行けば仏壇の花の水をかえ
お茶と水を供えて手を合わせるのは次男の嫁の私です。
そういう縁なのですね~
さつきの花は終盤、葵の葉の上に紫式部の花が落ち
雨に濡れていました。
投稿: マコ | 2014年6月29日 22:09
マコさんへ
ここへのコメントは稀少なので、ありがとうございます。
投稿: 玉井人ひろた | 2014年6月30日 08:38