詩集・・・「花歌」
雪の無い 年末が過ぎ 雪の無い 正月を迎え
また少し 小さくなった高齢の母
また少し、体力が落ちた自分
それでも 今年も桜が咲き 田に水が入り始めた
そして思う
こんどの冬も 皆無事で越えられた
これからやってくる 猛暑の夏も越えられるだろうか・・と。
つつがなく 一年を過ごせますように・・と。
咲き始めた 色とりどりの花を 来年も見れますように・・と。
仰ぎ見れば 安達太良山の上空に白い雲
その雲が溶け出したかのような かすんだ青空
昔から見慣れた空
まるで 青い空気を降らしているようだ
菜花草人
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