短歌

とうとうと　流れる川は　いにしえの

　物語など　伝えたるよう

菜花草人

川柳

湯煙は　寒い朝座の　立ちションか

菜花草人

あら！暑い

寒い　寒い　てない日が続ぎ

寒さに慣れ始めったのに　今日は蒸し暑゛ぐなってない

10℃台だったのが　24℃だもんない

台風14号の　おがしね動ぎで　こうなったんだべげんちょ

いや～　あやまったったない

いや～　なんだが頭が痛゛ぇんだわない

季節の変わり目っちゃ　こだごど繰り返すんだわない

しょねない

俳句

秋霖（しゅうりん）

音もなく　冷たさ浸みる　ススキ梅雨

菜花草人

俳句

花咲くは　節の移ろい　時知らせ

菜花草人

短歌

重ね着し　寒露の雨の　田舎道

　歩けば揺れる　コスモスの花　

菜花草人

短歌

炬燵出し　ファンヒーターも　並べたる

　茶の間は日差しで汗ばむ陽気

菜花草人

類は友を呼ぶ

むがしっから「類は友を呼ぶ」つうごど　言うぞない

ホントだど　思うない

悪ぃ輩には　悪ぃやろらが集゛まってない

金の有っとごさは　金が寄って来っぺし

貧乏もんさは　金は来ね

幸運な家さは　良いごどばっか続いで

ぶっしゃせ　有っと　不幸ごどっちゃ重なってない

希代なもんだない　世の中゛っちゃない