カテゴリー「詩集」の149件の記事

2021年9月13日 (月)

詩集・・・「 朝」

 風に木々が揺れる

きょうは、東からの風か 天気が変わる?

屋根からカサカサとカラスが歩く音

今日は久しぶりに 明るい晴れの朝

どうかきょうも、つつがなく暮らせますように

心の中で思いながら また青い空を見上げる

静かな しずかな 朝に会釈

 

菜花草人

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2021年9月 2日 (木)

詩集・・・「こころ玉手箱」

人は、それぞれに言えないことをしまっている

心の玉手箱を持っている

その中身は 悲しみ、恨み、恥ずかしい思い

誹謗、中傷、などなど

絶対に 口に出してはいけないことである

それは誰かの為であったり 自分の為であったりだ

でも それが時々玉手箱から出ようとするときがある

漏れ出そうになることがある

その衝動は 抑えがたく 涙となって流れ出る

 

菜花草人

 

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2021年7月 2日 (金)

詩集・・・「生きる」

ここで生きる この地域のために生きる

誰かと生きる 誰かのために生きる

似たような生き方だが かなり差がある

でも生きていくことには 違いはない

違いが無いなら どちらでも良いではないか

そのほうが 楽に生きていけるじゃないか

 

菜花草人

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2021年1月11日 (月)

詩集・・・「感染の渦」


コビッド-19感染渦で 人は言う 

「今は出口の無いトンネルの中ようだ」

果たしでそうだろうか?

まだ、トンネルの手前なのではないだろうか?

もし、手前に居るなら 

すぐ傍に 別の道や 

出口が見える トンネルがあるのではないだろうか?

我々は 見えない物との闘いを続けてきた

原発事故による 放射能という見えない脅威

あの時も ひたすら恐怖をあおる人々と

それに 恐怖した人々は 政府を批判した

一方では 恐怖しながらも冷静に立ち向かい 

日々を暮らした人々は 政府へも冷静に意見した

今も それと同じ様相が繰り返されている

見えない物への対応は 必ず異なる考えが相反し

国民世論を二分する

何が正しいか それは解らないが

マスメディアの報道を100%信じるのだことだけは

それだけは やめたほうが良い

原発事故を経験した それが私の教訓 

 

菜花草人

 

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2020年4月25日 (土)

詩集・・・「花歌」

雪の無い 年末が過ぎ 雪の無い 正月を迎え

また少し 小さくなった高齢の母

また少し、体力が落ちた自分

それでも 今年も桜が咲き 田に水が入り始めた

そして思う

こんどの冬も 皆無事で越えられた

これからやってくる 猛暑の夏も越えられるだろうか・・と。

つつがなく 一年を過ごせますように・・と。

咲き始めた 色とりどりの花を 来年も見れますように・・と。

仰ぎ見れば 安達太良山の上空に白い雲

その雲が溶け出したかのような かすんだ青空

昔から見慣れた空

まるで 青い空気を降らしているようだ

 

 

菜花草人

 

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2019年6月27日 (木)

詩集・・・「雨の音」

パラパラと葉音を立てる

梅雨の弱い雨

遠くで鵜がギャー、ギャー、ギャーと

雨に怒るように鳴く

近所の子どもが何かに癇癪を起して、

同じくギャーギャーと騒ぐ

そんなこと 

お構いなしに葉音を立てる梅雨の雨

気持ちの良い音です 

落ち着く音です 

こどものころ縁側で一人で聞いていた 

懐かしい音です

 

菜花草人

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2019年5月27日 (月)

こころの圧縮ファイル

くやしい事、

頭に来たこと、悪いことをしてしまったという後悔

そして、

別れや、死別に遭遇したときの悲しみ、寂しさ、切なさ

その思いを、

人はいろいろな方法で乗り越えていく

それは先人の名言だったり 

身内の励ましや存在だったり

何気ない誰かの言葉だったり 

無邪気なペットの仕草だったり

季節の移ろい 時の流れだったり 

日々の仕事だったり

それらのおかげで平静の暮らしが

いつの間にか戻ってくる

でも 

自分でもよく分らないまま涙があふれてくるときがある

それはまるで、

過去の圧縮されていたPCのファイルが間違って出たようだ

そして涙した後は 

少し心が晴れやかになる気がするのも事実だ

しかし、それを他人に見られのは とても恥ずかしいな

菜花草人

 

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2019年3月10日 (日)

見えなくなること

昔、アメリカから来た、あの奇跡の人ヘレンケラーが言った

もしも 明日突然見えなくなると思えば

目に見えるものすべてを

しっかり見ないといけないと思うはず

もしも 明日突然に音が聞こえなくなると思えば

全ての音や美しい音楽を感動して聴けるはず

これは 目が見えず、

音が聞こえない人の話しだけかと考えていた

ところが 東日本大震災を感じ視て

見えていたものが津波などで消えることようなことも指すことを

そして 人の死も 

見えていたものが消えることなんだと

今頃になってわかる己の鈍感さに失笑してしまった きょう

春の彼岸はもうすぐ

 

菜花草人

 

 

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2018年10月26日 (金)

晩秋劇場

里山が白い霜でキラキラとなり染まるころ

木々は 寒さでほほを赤らめる

東から朝日が昇り 里山を温めだすころ

フーフーと 息が白くなるように 木々から霧がたつ

古より変わらない 里の 晩秋劇場

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2018年8月 6日 (月)

人の手

父の妹である叔母が亡くなったのは20代後半

わたしは まだ2~3歳のころだった

だから、叔母の顔は覚えていない 覚えているのは綺麗な白い腕

いつも、母の代わりに私を抱いていてくれたらしく白い腕

その腕の白さだけは 鮮明に覚えている

そのころは、父方の祖父も生きていたし、母方の祖母も曾祖母も生きていた

今も元気な、母の妹である叔母にもよく負ぶわれていたようだ

私が生まれたとき どれだけ多くの人の手に抱かれたのであろうか?

どれだけの手にお世話をかけたのだろうか?

もし、その頃が見られるのなら 見てみたい

とくに 白い腕の叔母に遭ってみたい

そして、こう報告したい 

あなたの息子も娘も 甥も姪も 

もう50代60代になってしまいました、と

もう、あなたは孫より若くなってしまいました  と

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