那須の逆走多重事故は道路構造欠陥では?
26日午後10時ごろ、那須塩原市青木の東北自動車道上り線で、40代の男性が運手する車の逆走が原因で起こった事故は計10台が絡む事故となり、13人が死傷する(3人が死亡、2人が重傷、8人が軽傷)という惨事になりました。
実は、高速道路ではないですが、片側2車線の幹道でわたしは逆走車に出くわしたことがあります。
その時は回避できましたが、迫る逆走車を目の前にすると人間は一瞬思考が止まります。
ですからそこからの回避は、テレビ等などで言っているようにはうまくできないのが実際だと思います。
ところで、事故は40代男性が運転する逆走ですが、そもそもの起因は男性が誤って逆の車線に入った黒磯板室インターチェンジ構造ではないかという見方が強まっています。
このインターチェンジは進入路と出口路が平面で交差する構造で、できた当初から地元では誤って逆に入ってしまう可能性があるとささやかれていたそうです。
そして起こったのがこの大惨事ですから、テレビを視ていて「これは欠陥構造だ」と思ってしまいました。
そしたら、調査の結果福島県内にも平面交差のインターチェンジが8ヵ所も存在していることが判りました。
その中の霊山にある所などは誘導する標識が消えかかり、どちらが進入路か解り難くなって危険であることも判明してしまいました。
福島県内の高速道路では年間で15件の逆走車が確認されているそうですが、自分が逆走車にならないことは当然で、逆走車に出くわさないことを祈るしかない気がします。
逆走と言えば、以前から何度も言っていますが、自転車の逆走は本当によく見かけますしハッとすることも少なくないです。
これも何とかしてほしいものです。
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