神無月(かんなづき、かみなづき)
今月10月には「神無月」の異名がある。出雲では「神在月」と言われる
これはこの月に日本国中の神様が出雲の国(島根県)に集まり会議をするため神様がいなくなってしまうと言う説から来ているものだ
もっと正確に言えば旧暦の10月11日から10月17日までが「出雲大社」で10月18日から10月26日までが「佐太神社」で行われる。内容を現代風に説明すると、大国主命とその子たちによる人の運命を決めるものと、天照大神グループの日本の経済に関するものになるようだ
つまりは15日間神様は各地から消えることになる。そうなると今頃各地で行われる秋祭りは神様不在となってしまう(ただし留守番として恵比寿様が残るようだ)のでおかしいのではないか?という疑問が出てくる
そこで調べた
だがどの辞典でも同じことが出てくる。やはり神様がいないが本来旧暦なので新暦では「神無月」になっていても日付が違うから「不在ではない」として行われているのだろうと思いが強くなった
しかし「古語辞典」をひらいたら違うことを発見した
それは上記の説は俗説であるので元の意味ではなということが書いてあった
なぜなら「神無月」とはほんらい「神な月(かみなづき)」と書き意味は「神様の月」と言うことだった、つまり「神無」は当て字らしいのだ
と言うことは「神様が無しの月」ではないことになるのだから祭りにはちゃんと神様がおいでになるようだ
ちょっとした雑学でした
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