「たすけてえ」と言っても誰も来ない
私が高校生のころ本宮町で白昼に殺人事件があった。刃物を持った男に女性が道路で刺されて殺されたものだった。
そのとき女性は大声で「助けてエ~」と叫びながら逃げました。
しかし刃物を持って狂気した男を目の当たりにした人々は皆我が家の戸を固く閉めて恐怖におびえて誰も助けには出なかったそうだ。
同じような話を親戚の老人も話していた。それは東京で働いていたころだった
夜中に外から「たすけてえ~!だれかたすくれえ~」と叫ぶ声にその親戚の人は助けに外に出ようとしたそうだ。そしたら「危ないから出るな」と同僚に言われて思いとどまったそうだ。あくる朝その助けを呼んでいた人は殺されていたそうだ。
人は臆病なものだ。わたしもその場にいて同じ立場だったら出て行く勇気はなかったように思う。皆さんはどうだろうか出て行けるだろうか?
その老人が話をある教訓の言葉で話を締めくくった
危険が迫り誰かに助けてほしいときは「たすけてえ~」と言っては誰も来ないから本当に誰かを呼ぶときは「火事だあ~、火事だあ~」と叫ぶのがいいぞ。そうすると誰かは必ず出てくるからな
今幼児殺人が横行し各地域で注意を促して「近くに大人がいたときは助けてと言いなさい」などと決まり台詞を言っていて大丈夫なのだろうか?
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