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2005年12月27日 (火)

神社参拝のやり方

いよいよお正月ですので初詣のやり方をわかりやすく書いてみます。

1.参道に向かう

鳥居は「一の鳥居(一番外側の鳥居)」からくぐる。このとき軽く一礼する。これを「一揖(いちゆう)」という   注意として参道は中央を歩いてはいけない。そこは神様の通り道(正中)だから左右どちらかの端を歩く

2.手水をして清める

ひしゃくで水を汲みまず左手にかけ次に右手、そして左手に水を少し取り口に含みすすぎます。丁寧にすればもう一度右の手を清めます

3.参拝です

まず浅く頭を下げる(一揖)、お賽銭を入れる(投げつけない)、
鈴または鰐口が下がっていればそれを鳴らす、 
そして深く頭をさげるおじぎを2回、拍手を2回して、深くおじぎを1回します。
(※鈴と賽銭の順序は逆でもよいようである)

拝礼のあとはすぐ神様にお尻を向けず、2~3歩後ずさりしてから軽く頭をさげて向きを替えれば丁寧です。

そして、帰りに鳥居をくぐったときにまた軽くおじぎで終了です

補 足

さて、問題は「いつお願い事をするか」ですよね。

答えから言うと「いつでもいい」ようですが、神主の方々は初めの二礼の際の2回目に頭を下げながら念じるようです。

ちなみに、わたしは最後の一礼のときに頭を下げながら念じます。

最近多くみられる二度目の拍手の手をとめ合掌して念じるやりかた、これは間違いではないようですが合掌しない神道としてはそのやり方は疑問を感じます。(わが家の菩提寺でもやりませんでした。)

ただ、明治政府による神仏分離令前は、神社の多くがお寺が兼務していたので、庶民は神社でも合掌するのは一般的だったようです。

注釈に記したように鰐口や鈴を鳴らす事とお賽銭の順番は逆でもかまわないようです。

これは、元々神社には鈴が無く、神社の鈴は戦後に普及したものだからだそうです。

陰陽師の石田氏に言わせれば願い事はしないものらしく「どうかお導きください」とへりくだるのが本来だそうです。また神社は毎月の1日と15日に参拝するもので、その年の最初の1日が初詣になるようです。(現代は7日までをさしているところが多い) 

参考

鰐口や鈴をならすのは神様に自分が来たことを知らせるためです(梵鐘などを帰りに鳴らすことをしてはいけないのはそんな理由から)。
柏手は「わたしは手に何も持っていません」となり下心がない清いものですと言う意味があるようです。(神社も古来、鈴の一種にあたる鰐口がほとんどだった)

お寺では

お寺への初詣は静かに本尊様に進み鰐口、賽銭を上げて合掌して深くおじぎです。

でも祈願などをするときはお寺でも本尊様に向かって<二礼二拍一礼>と同じやり方をしました(天台宗)

おみくじは

おみくじは天台宗の高僧元三大師が作ったものです。木によく結ぶ人がいますがそれは凶くじだけで良いくじがでたときはご利益がなくなるのと同じなのでやめたほうがいいようです。神社側に言わせれば木が傷むのでどちらもやらないでほしいようです

これは、戦後に神社庁設立に合わせ正式なやり方として統一し決められたものですが、神社によってはそこの社の伝統を守って拍手を4回打ったり8回だったりと違いがありますので、神官などに聞いてみるのも面白いかもしれません

<例>
伊勢の神宮では、八開手(やひらで)と称し、拍手は8回鳴らすのが正式です。

出雲大社では、拍手は4回鳴らすのが一般的で、さらに5月の大祭のときは8回打ち鳴らすのが正式です。

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